画像: マイクロソフト
これは便利になりそうです!MicrosoftはWindows 11のSnipping Toolにテキスト認識機能(OCR)を追加します。この新機能を使うと、スクリーンショットからテキストをコピーし、例えばワープロソフトに貼り付けることができます。現在、CanaryチャネルとDevチャネルのWindows InsiderテスターのみがSnipping Toolの新しいテキストコピー機能を試すことができますが、順調に進めば、将来的にはすべてのWindows 11マシンに搭載される予定です。
「テキストアクション」と呼ばれるこの新機能は、Snipping Tool バージョン11.2308.33.0で利用可能です。Microsoftの担当者は次のように説明しています。
「キャプチャしたスクリーンショット内のテキストを認識する「テキストアクション」を導入します。これにより、画像からテキストを簡単にコピーして共有したり、別のアプリケーションに貼り付けたりできるようになります。
Dave Grochocki、Windows Inbox アプリの主席プロダクトマネージャー リード
新しいテキストアクションの使い方
この新機能を使用するには、まずSnipping Toolのツールバーにある「テキストアクション」ボタンをクリックして選択可能なテキストを表示し、マウスでテキストを選択してコピーします。Snipping Toolアプリでテキストを選択してコピーするには、ツールバーの「すべてのテキストをコピー」ボタン、またはCtrl+AやCtrl+Cなどのキーボードショートカットを使用します。
機密情報は削除可能
このツールは、テキストを他のアプリケーションに貼り付けたり、他のユーザーと共有したりする前に、機密情報を削除するなど、テキストを編集する機能も備えています。ツールバーの「クイック墨消し」をクリックすると、メールアドレスや電話番号が自動的に墨消しされます(例はこちら)。または、隠したいテキストを選択し、コンテキストメニューの「テキストを墨消し」を右クリックして削除することもできます。
この記事はドイツ語から英語に翻訳され、元々はpcwelt.deに掲載されていました。
この記事はもともと当社の姉妹誌 PC-WELT に掲載され、ドイツ語から翻訳およびローカライズされました。
著者:ハンス・クリスチャン・ディルシェル、PC-WELT編集長
ハンス=クリスチャン・ディルシャールは、Autoexec.batとconfig.sys、Turbo-PascalとC、SinixとWordperfectからITキャリアをスタートしました。彼は約25年間、ニュースからレビュー、購入ガイドまで、ほぼあらゆるITトピックについて執筆活動を行っています。