しばらく休止していましたが、Messaging Everywhere が復活しました。Microsoft の約束どおり、Windows 10 および Windows 10 Mobile 向けの Skype Preview に組み込まれています。
もちろん、MicrosoftはSkypeの新機能を「Messaging Everywhere」とは呼んでいませんが、本質的には同じ機能です。Windows 10 PC上のアプリを使って、Windows 10 Mobileデバイス経由でテキストメッセージを送受信できる機能です。この機能は「SMSリレー」と呼ばれ、SMSとMMSメッセージの送受信と閲覧が可能です。
SMSリレー機能を搭載したSkypeユニバーサルアプリのプレビュー版のアップデート版が、Windows Insider Programの参加者向けに公開されました。Microsoftによると、この機能は「今後数か月」以内にWindows 10およびWindows 10 Mobileの一般ユーザー向けに提供される予定です。

SMS リレー付きの Skype プレビュー。
Microsoft は、どの Windows Insider リングがアップデートを受け取るかは明言していませんが、Fast リングのみ、具体的にはビルド 14926 が対象となるようです。Insider の場合は、PC とモバイル デバイスの両方で更新された Skype プレビュー アプリが必要になります。
PCでSkypeプレビューを開き、設定メニューで「このデバイスでSkypeを有効にしてSMSメッセージを同期する」を有効にします。次に、モバイルデバイスでSkypeプレビューアプリを開き、もう一度設定に移動して「Skypeをデフォルトのメッセージングアプリにする」を選択します。
裏話: MicrosoftがSkypeをSMSプラットフォームとしてどのような計画を練っているのか、興味深いところです。Windowsのバグが修正されれば、Androidにもこの機能が搭載されるのは当然と言えるでしょう。そうなれば、SkypeはSMSとSkypeメッセージを組み合わせた、より集中化されたクロスプラットフォームのメッセージングプラットフォームへと進化するでしょう。AppleのiOSに対する制限を考えると、MicrosoftがSMSリレー機能をiOSに拡張できる可能性は低いでしょう。