
噂は本当でした。Samsungは本日、バルセロナで開催されたUnpackedイベントでGalaxy Tab 10.1を発表しました。Android Honeycomb(Android 3.0とも呼ばれる)を搭載したこの最新Tabは、1280 x 800ピクセルの解像度を持つ10.1インチLCDディスプレイを搭載しています。Tab 10.1は、初代7インチGalaxy Tabや、同じく今夜発表されたGalaxy S IIスマートフォンを含む、SamsungのAndroidデバイスラインナップに加わりました。
イベントでGalaxy Tab 10.1を少しだけ触る機会がありましたが、その大きめのサイズが本当に気に入りました。最近、別のプレスイベントで7インチのGalaxy Tabでメモを取ろうとしたのですが、少し扱いにくく、小さすぎると感じました。Galaxy Tab 10.1は持ち心地も抜群です。軽量(25オンスのMotorola Xoomより21オンス軽い)、薄さ(わずか0.44インチ)、背面の質感も素晴らしいです。

Samsungのスマートフォンは概して背面にテクスチャ加工が施されており、私はいつも気に入っています。見た目が個性的であるだけでなく、持ちやすさも向上しているからです。タブレット端末では特に理にかなっています。片手で快適に持ち(私の手は小さいのですが)、もう片方の手で簡単なメッセージを入力しても、落としそうになる心配はありませんでした。
Motorola XoomやLG G-Slateと同様に、Tab 10.1はNVIDIA Tegra 2デュアルコアプロセッサを搭載し、Honeycombの標準バージョンで動作します。このタブレットにはTouchWizオーバーレイがありません。7インチTabとGalaxy Sシリーズ全機種にTouchWizが搭載されていることを考えると、少し意外です。Google Honeycombのユーザーインターフェースについて詳しくは、ハンズオン動画をご覧ください。
その他のスペックとしては、8メガピクセルの背面カメラと、ビデオ通話用の2メガピクセルの前面カメラが搭載されています。面白半分で背面カメラで写真を撮ってみたのですが、確かにかなり違和感がありました。
タブレット戦争において、Galaxy Tab 10.1が他の機種とどう差別化できるのか、見通しが立ちません。よほどSamsung製品にこだわる人でない限り、XoomやG-SlateではなくTab 10.1を選ぶ理由なんてあるでしょうか?
今週バルセロナで開催される Mobile World Congress 2011 からのモバイルおよびタブレットのニュースにご期待ください。