来週開催されるAppleの世界開発者会議(WDC)での発表に関する憶測に、新たな候補が加わることになりそうです。Appleから出されたとされる新たな文書によると、Safari 5は新しい記事機能、JavaScriptパフォーマンスの高速化、そしてBing検索のサポートを備えてリリースされるようです。

この文書はフランスのウェブサイト「MacGeneration」に最初に掲載され、その後本日Apple Insiderにも掲載されました。文書の画像には、Safari 5の機能として、Safari 4と比べてJavaScriptのパフォーマンスが25%向上すること、DNSプリフェッチ、そして「Safari Reader」と呼ばれる機能などが記載されているとのことです。(画像をクリックすると画面が拡大します)

画像によると、Safari Readerを使用すると、ユーザーは「新しいリーダーアイコンをクリックして、Web上の記事を1つのすっきりしたページで表示」できるようになります。

もしこれが真実だとしたら、整理された単一のページが Apple にとって具体的に何を意味するのか興味深いところです。iAd はいかがですか?
新バージョンの Safari では、地理位置情報、フルスクリーン HTML5 ビデオ、HTML5 ビデオのクローズドキャプションなどの機能を含め、HTML5 のサポートも強化される予定です。
MacGeneration は Safari 5 で止まらず、Mac OS X 10.6.4 が社内配布され、サーバーバージョンが「ゴールドのステータスに移行した」と報告しています。

確かに、サポート文書の画像は偽造しやすい ― 結局のところ、単なるテキストの写真だから ― ですが、これらの画面には、あるいは少なくともAppleがWWDCに合わせてSafari 5をリリースする可能性には、何らかのメリットがあるかもしれません。昨年はまさにそれが話題になりました。