
Android 4.0 (別名 Ice Cream Sandwich) を搭載した新しい携帯電話とタブレットが間もなく登場し、キャリア各社も現行モデルのアップグレードを発表しており、おそらく 2012 年初頭に発表されるでしょう。新しい機能やアップデートの多くは、ビジネス ユーザーにとって便利なものとなるでしょう。
アップデートする前に、Ice Cream Sandwich への移行を安全かつスムーズに行うために考慮すべき事項を以下に示します。
システムアップデート
どのデバイスでもオペレーティング システムを更新すると、失敗する可能性が複数あります。
- 更新のダウンロードが破損し、更新が失敗する可能性があります。
- 電源、ネットワーク、またはディスクの問題により更新プロセスが中断され、デバイスが使用できなくなる可能性があります。
- アップデートにはデバイスが使用できなくなるバグが含まれている可能性があり、データの損失や破損につながる可能性があります。
これらのいずれかが発生した場合、デバイスを消去して最初からやり直す必要があるかもしれません。その結果、業務データが失われ、業務の遅延につながる可能性があります。問題によって一日が台無しになる可能性は低いですが、以下の手順を実行することで、被害を軽減し、復旧を容易にし、場合によっては問題を未然に防ぐことができます。
1. アプリを整理する
まずは、現在の設定を確認するのが良いでしょう。ビジネスに関係のない便利なアプリは、インストール後すぐに忘れられてしまうことがよくあります。「設定」→「アプリケーション」→「アプリケーションの管理」と進み、使っていないアプリや不要なアプリを削除しましょう。こうすることで、互換性の問題が発生する可能性が低くなるだけでなく、アップデートや将来追加したいアプリのための空き容量も増えます。
2. アプリを更新する
アプリの自動更新を許可していない場合は、Androidマーケットアプリを手動で起動し、「マイアプリ」設定を使ってアップデートの有無を確認してください。特に重要なアプリについては、アップデートを必ず確認してください。アプリは、OSの新バージョンで発生したバグの報告を受けてアップデートされることがよくあります。これらのアップデートを事前にインストールしておくことで、将来起こり得る問題を回避することができます。
3. アプリをバックアップする
Google App Storeは、購入したアプリや無料でインストールしたアプリを記憶し、再度インストールできます(「マイライブラリ」の「Androidマーケットのアプリ」を参照)。ただし、現在インストールされているアプリの最新リストは保持されません。そのため、AppBrainなどのアプリをご利用ください。AppBrainは関連ウェブサイトと連携してアプリのインストール履歴を追跡し、アプリのリストを保存することで、必要に応じて簡単に復元できます。
4. データをバックアップする

ビジネスデータは常にバックアップを取るべきです。連絡先、カレンダーの予定、メールなど、多くのデータはクラウドに自動的にバックアップされます。しかし、特にサードパーティ製アプリのデータはバックアップされない場合があり、アップデートがうまくいかないと失われる可能性があります。アプリにクラウドへの同期やSDカードへのエクスポートのオプションがあるかどうかを確認してください。そして、SDカードのデータをパソコンにバックアップしましょう。
5. デバイスを快適に
アップデート当日は、デバイスをできるだけ快適な状態にしておきましょう。バッテリーが十分に充電されていることを確認し、アップデート中は電源プラグをコンセントに差し込んだままにしておきましょう。そうすることで、電源不足による中断を防ぐことができます。OSが「ホームへ電話」したり、登録したり、その他の方法でプロセスを完了しようとする際に、Wi-Fiを有効にしてネットワークに接続しておくことが重要です。