
モバイル・ワールド・コングレスで最も話題を呼んだスマートフォンの一つが、LGのOptimus 3Dです。これは3Dディスプレイ技術を搭載した初のスマートフォンです。モバイル・ワールド・コングレスで発表されたOptimus BlackやOptimus 2Xと同様に、Optimus 3Dはデュアルコアプロセッサと4.3インチディスプレイを搭載しています。では、スマートフォンで3D表示はどんな感じなのでしょうか?正直なところ、それほど感心するほどではありません。
3Dはテレビやカメラなど他の分野でも徐々に普及しつつありますが、まだ主流の技術とは言えません。幸いなことに、Optimus 3Dなら最大720pの3D映像を見るのに、わざわざ変なメガネをかける必要はありません。しかし、その効果は期待外れです。ディスプレイから飛び出すような迫力はなく、画質も少し粗く、違和感があります。
3Dコンテンツを作成して共有できるのが気に入っています。Optimus 3Dには5メガピクセルのデュアルカメラが搭載されているので、3D動画を撮影してYouTube 3Dにアップロードできます(LGはまた、

Googleの動画共有サービスとの提携により、他の3Dデバイスと共有できます。HDMIポート経由で3Dテレビに接続することも可能です。しかし、3Dテレビを持っている人はどれくらいいるでしょうか?
残念ながら、この端末には最新バージョンのAndroid(Gingerbread)は搭載されていません。また、4G対応端末ではないのも残念です。
ハンズオン中に経験したもう一つの奇妙な、そしておそらくは異常な現象は、端末が何度もクラッシュしたことです。例えば3Dギャラリーなどのアプリを開こうとすると、端末が完全にフリーズしてしまいました。これはデモ機で多くの人が触っていたからなのか、それとも試作段階で不安定だったからなのかは分かりません。別の端末で試してみましたが、電源すら入りませんでした。LGのブースがもう少し混雑したら、もう一度試してみようと思います。