
ハッカーたちは、インターネット メディア ディスプレイを少しいじるだけで、200 ドル以下の Linux ベースのタブレット デバイスを作成しました。
この基本的なタブレットを作成するために使用されたデバイスは、Insignia Infocast でした。これは、もともと写真を共有したり Web からの情報を表示したりするために設計された、シンプルな 170 ドルの Chumby 搭載 Linux メディア デバイスです。
8インチのInsignia Infocastは、箱から出した状態で800MHzのプロセッサ、128MBのDDR2メモリ、2GBのストレージ、そしてLCDタッチスクリーンを搭載しています。さらに、USBポート2つとWi-Fiも内蔵しています。しかし、ハッカーたちは、このデバイスの箱出し時の機能は限られているにもかかわらず、デフォルトのChumbyオペレーティングシステム(OS)が提供するクローズドな環境を動作させるだけでなく、はるかに多くのことができることを発見しました。
最近公開された改造では、ハッカーが比較的安価なタブレットをWebKitブラウザで動作させ、一般的なウェブ閲覧を格段に便利にする方法が紹介されています。この改造により、Infocastで外付けキーボードを使用することもできます。
ハッキングはどうやらかなり簡単なようです。Chumbyの共同創設者であるBunnie Huang氏のブログBunnie Studiosによると、一部のモッダーがGoogleのAndroid OSをタッチ対応デバイスで快適に動作させるべく取り組んでいるとのことです。
確かなことの 1 つは、Insignia Infocast にはバッテリーが内蔵されていないことを考えると、これは iPad や Galaxy Tab ではないということです。しかし、比較的低価格の導入コストを考えると、一部の人にとっては現実的でありながら非常に基本的な選択肢となる可能性があります。
[Hack A Dayより]
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