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Googleは、カレンダープログラムをカスタマイズ可能な詳細なエクスペリエンスにアップグレードすることで、ビジネス界をターゲットにしているようだ。
エクスペリエンス。多くのサービスからベータ版というタグが外され、追加機能も追加されることで、Microsoft Outlookのような旧式のサービスから企業顧客を引き離すことができるかもしれない。
Googleカレンダーの標準的な新機能は、背景画像をインストールする機能(カレンダーを美しくするため)と、G

会議の招待状にGoogleドキュメントを添付する機能、計画を簡素化する世界時計、将来の予定に素早くアクセスできる「日付ジャンプ」機能、コーヒーブレイクの残り時間を知らせてくれる「次の会議」機能、そして予定可能な時間をブロックできる「空き時間」機能など。これらの機能は、設定メニューの「ラボ」タブにあります。まだアクセスできない方もいるかもしれませんが、Googleは段階的に展開しています。(スクリーンショットをクリックすると拡大表示されます。)
今回の発表で最もエキサイティングなのは、開発者が独自のカレンダー機能を開発するための実験的なAPIのリリースです。このAPIを活用すれば、ビジネスユーザーはGoogleカレンダーをMicrosoft OutlookやExchangeといったスイートに匹敵する、あるいは凌駕する機能へと進化させることができるかもしれません。
これらのMicrosoft製品に勝つのは困難でしょう。2005~2006年の時点で、Exchangeはインストールベースの31%、Outlookは企業向けメールクライアントの60%を占めています。大手企業との競争はさておき、Googleカレンダーの今回のアップデートは、このサービスを普段あまり利用しないユーザーにとっても大きなメリットとなります。