Googleは私たちの居場所を常に把握しているかもしれませんが、旅行や旅の計画に関して最初に思い浮かぶ名前ではありません。今後数週間でいくつかの新ツールを展開していくことで(AndroidとiPhoneのユーザーは今週から先行して利用可能)、この検索大手は状況を変えようとしています。
まずはマップの新機能です。5月のI/Oで約束されていた通り、Googleはついにグループプランニング機能をリリースします。これにより、ユーザーはグループテキストのビープ音やブザー音に煩わされることなく、簡単にリストを作成し、共有、変更、投票できるようになります。仕組みは以下のとおりです。
マップでレストランや場所を検索すると、いつもと同じリストとオプションが表示されます。通常、新しいリストを作成したり、既存のリストに何かを追加したりするには、ブックマークアイコンをタップしますが、ショートリストを作成する場合はそうではありません。代わりに、カードを軽く振動するまで長押しします。するとショートリストが作成され、画面左側の円形アイコン(左右どちらにも移動できます)から確認できます。

Google マップのリストで友達と共同作業できるようになりました。
リストを作成したら、好きなだけ多くの人と共有できます。円をタップし、共有アイコンをタップして友達に送信すれば、友達はサムズアップやサムズダウンで投票できます。Android、iOS、Mac、PCなど、どのプラットフォームでも利用できます。一度に複数のショートリストを作成することはできませんので、新しいリストを作成する前に、必ず既存のリストを送信してください。
リストは送信後、消えますが、メッセージアプリや使用したアプリ内のリンクからいつでもアクセスできます。友達が投票したり、独自の選択を追加したりすると(後者はiOSまたはAndroidのみ)、アクティビティの通知が届きます。通常のマップ通知と同じように、タップして返信できます。
昨年、Googleはスマートフォンでのホテル検索を簡素化し、価格フィルタリング、詳細なアメニティ情報、そして検索画面を離れずに予約できる機能を追加しました。そして今回、Googleは「Googleマップの情報に基づいてホテルの周辺環境を要約する」新しいホテルロケーションスコアを発表します。

旅行を計画する際に、Google 検索では利用可能なホテル以外にも多くの情報が表示されるようになりました。
Googleは「Your Trips」機能も強化しました。この機能はGmailからのプライベート検索結果を表示し、まるでデバイスにローカル保存されているかのようにアクセスしたり共有したりできます。Gmailから今後の旅行予約や過去の旅行予約を確認することはすでに可能ですが、今後はコンテキスト情報も追加されます。例えば、ホテルを予約済みの旅行先を検索する場合、旅行日程に関連する航空券の価格、レストラン、天気、イベント情報が表示されます。また、オンラインで調べたもののまだ計画していない旅行候補の検索結果も収集されるため、引き続き検索したい場合に役立ちます。
最後に、Google は航空料金の動向追跡機能を拡張し、感謝祭だけでなくクリスマスや新年も対象に含める予定です。