画像: マイクロソフト
Cortana はかつてのようなパーソナル アシスタントではないかもしれませんが、Windows Insider Dev Channel の一環として行われた新しい更新により、ファイルを検索する機能が向上しました。
Cortana アプリの新しい「ファイルスキル」は、Dev チャネルの一部である新しい Windows 10 Insider Preview Build 20270 で登場します。(Dev チャネルのリリースではテストコードが公開されますが、これは将来のリリースに反映されるかどうかはわかりません。) この実験的なアプリでは、Cortana のスキルが磨き上げられ、ユーザーが探しているものをより深く理解して、クラウド内のファイルを見つけられるようになりました。
お使いのPCがWindows 10 May 2020 Update以降にアップグレード済みの場合、これらの機能の一部は既にご利用いただけます。PCで音声認識が有効になっている限り、Cortanaに「最近使用したファイルを探して」と話しかけると、PCで最後に使用した2~3個のファイルが表示されます。Microsoftがこのベータ版でCortanaに試みているのは、職場アカウントでクラウドに保存されている企業のSharePointおよびOneDriveファイルを検索する機能です。(職場アカウントにサインインしている必要もあります。)

Microsoft の Cortana は、探しているファイルを見つける力がさらに強化されました。
Windows 10 Insider Dev チャネルに参加している場合、Microsoft は新しい 20270 ビルドでいくつかのコマンドを試してみることをお勧めします。
- ファイル名の一部 (例:「Hey Cortana、マーケティング デッキを開いています。」)
- 著者名(例:「コルタナさん、アンソニーからの予算Excelを開いて」)
- 編集中のドキュメントを見つける(例:「コルタナさん、最近使ったファイルを探して」)
- 特定の種類のドキュメントを検索する(例:「Hey Cortana、最近開いたPDFファイルを見つけて」)
Cortanaは進化を続け、パーソナルアシスタントという枠から生産性向上ツールへと進化しています。Windowsに統合されれば、ファイルエクスプローラーをいちいち操作しなくても最近使ったファイルを見つけられるようになり、時間の節約にもなります。