メモやアイデアを記録するのにEvernoteを普段から使っている方でも、Evernoteの活用範囲はまだまだほんの一部に過ぎないかもしれません。そこで、Evernoteの活用をさらにレベルアップさせるのに役立つ機能とコツをいくつかご紹介します。
あらゆるメモをチェックリストに変換
シンプルなToDoリストでも、大規模なプロジェクト計画の一部としても、チェックリストは日々のスケジュールを整理し、最も重要なタスクに集中し、達成状況を把握するのに役立ちます。Evernoteを使えば、ボタンをクリックするだけで、どんなメモでもすぐにチェックリストに変えることができます。

Evernote では、ボタンをクリックするだけであらゆるメモをチェックリストに変換できます。
まず、ノート内のリストをハイライト表示します。Windows、Mac、またはiPad版のEvernoteでは、ツールバーのチェックボックス機能をクリックします。iPhoneでは、ノートをタップし、右下にある「A」アイコンをタップして書式設定オプションを表示し、チェックボックスアイコンをタップして新しいチェックボックスを追加します。Androidデバイスでは、キーボード上部のバーをスワイプして書式設定オプションにアクセスし、チェックボックスアイコンを選択します。
IFTTTで自動化
IFTTTとEvernoteの組み合わせは、チョコレートとピーナッツバターのように絶妙です。このタスク自動化サービスには、Evernoteを他の人気アプリやサービスと連携させ、生産性向上の強力なツールに変える豊富なレシピが用意されています。現在人気のレシピには、「Googleカレンダーに基づいてEvernoteジャーナルを作成する」(カレンダーのイベントごとに新しい「エントリ」を作成)、「出会った人全員をEvernoteに記憶する」(iOSのアドレス帳に新しい連絡先を追加するたびに新しいノートを作成)、「スターを付けたGmailをEvernoteに保存する」(説明不要)などがあります。

この IFTTT レシピは、Google カレンダーのすべてのイベントについて、Evernote にジャーナル エントリを作成します。
検索を保存する
Evernote のコレクションが拡大するにつれて、必要な時に必要なものを見つけるのが難しくなります。Evernote には、対象を絞り込むのに役立つ高度な検索テクニックがいくつかありますが、同じアイテムに何度もアクセスする場合は、その検索条件を保存しておくと効率的です。その方法をご紹介します。
検索を実行します。Evernote for Windows では、虫眼鏡にプラス記号が付いた「検索を保存」アイコンをクリックします。Evernote for Mac では、「編集」>「検索」>「検索を保存」を選択します。iOS デバイスでは、画面右下にある「検索を保存」アイコンをタップします(Windows 版と同じアイコンです)。Android では、「ホーム画面に追加」をタップします。
次回 Evernote の検索ボックスをクリックすると、保存した検索の一覧が表示されます。
2段階認証を行う
昨今、データ漏洩はもはや当たり前のこととなり、誰も無防備な存在ではありません。二段階認証は、セキュリティ統計に載ってしまうリスクを最小限に抑える、最も簡単かつ効果的な方法の一つです。必要なのは、オンにすることだけです。

Evernote データを安全に保つために、2 段階認証を有効にします。
ウェブ版Evernoteにログインし、ユーザー名の下にあるドロップダウンメニューから「アカウント設定」を選択します。右側のサイドバーから「セキュリティ概要」を選択し、「2段階認証」設定の下にある「有効にする」をクリックすると、設定手順が表示されます。これで、ログインするたびにパスワードに加えて認証コードの入力が求められるようになります。