過去数週間にわたる複数の報道によると、Apple CEOのスティーブ・ジョブズ氏は、iPhoneとiPadを使って複数の顧客からのメールに返信している。ジョブズ氏はこれまでに少なくとも9件、iPhone、iPad、MacBookに関する顧客の懸念に対し、簡潔な返信を送っている。
わずか2週間で、これまでで最も口の堅いテクノロジー企業のCEOが、iPhone、そしてもちろんiPadを使って、Apple製品について質問する少数の顧客からの電子メールに返信した。
ジョブズ氏の電子メール攻撃は、クパチーノの同社から伝えられた統制されたリークの代替とみられており、競合他社にあまり情報を与えずに、アップルの今後の動きをある程度明らかにしている。
公開されたすべての電子メールのヘッダーから、電子メールの返信は確かにジョブズ氏本人からのものであることが示唆されているので、以下にジョブズ氏の電子メールの概要を示す。
「ええ」と、ジョブズ氏はiPadから、iPhoneにユニバーサルメールボックスが搭載される可能性について尋ねるメールに返信した。iPhone、そしておそらくiPadでも統合された受信トレイは、2007年のiPhone発売以来、メールアプリで最も要望の多かった機能の一つだ。
ジョブズ氏が自身のiPhoneからスウェーデン人DJに送ったiPadとiPhoneのテザリング(iPhoneのインターネット接続を共有すること)に対する答えは「ノー」でした。また、ジョブズ氏は、AppleのMacBookとProシリーズに対するビジョンに懸念を表明した顧客に対し、「心配しないでください」と答えました。
「いいえ、しかしMacのiPhotoの方が人々や撮影地の機能がはるかに優れています」と、iPadがGoogleのPicasaライブラリフォーマットと互換性があるかどうかを尋ねた英国顧客に対し、AppleのCEOはiPhoneから返答した。
「はい」とジョブズは答えた(iPadから)。

erユーザーはGoogleドキュメントをiWork.comまたはiDiskに転送できるようになります。iPadがiTunes経由でiBooks上のePub形式の無料書籍を同期できるようになることに関しても、 「はい」と答えました。
iPadの話題がまだ続いているが、ジョブズ氏はiPhoneから送った電子メールの中で、Appleタブレットは「まずはAppleの直営店とオンラインストア、そしてベストバイで」販売される予定であり、今のところAT&Tストアでは販売されないと述べたと報じられている。
スティーブ・ジョブズ氏はまた、アプリケーションの名前の法的影響について開発者に、また水で損傷したラップトップについて苦情を言う顧客に対して、やや長い回答をした。