昨日、奇妙な出来事が起こった。テロリスト、オサマ・ビン・ラディンの死を広く祝福する中、FacebookやTwitterのユーザーたちが一斉に、アメリカの公民権運動指導者マーティン・ルーサー・キング・ジュニア牧師の言葉とされる平和のメッセージを投稿したのだ。そのメッセージはこう始まる。「私は何千もの尊い命が失われたことを悼む。しかし、たとえ敵であっても、一人の死を喜ぶことはない。」

しかし、キング牧師は本当にそのような言葉を言ったのでしょうか? 興味があったのですが、The Atlanticのメーガン・マッカードル氏と同じように、最初のGoogle検索では過去数時間分の何千もの検索結果が表示され、その引用が実際にどれくらい前に存在していたのかを一目で判断するのは困難でした。幸い、Googleには日付範囲フィルターがあり、探しているもののタイムラインに合わない結果を除外するのに役立ちます。
Googleで日付範囲フィルターを使う方法はいくつかありますが、最も簡単な方法は、まず検索を実行し、検索結果の横にある左サイドバーの「カスタム範囲…」リンクをクリックすることです。すると、日付選択メニューがポップアップ表示され、任意の範囲を指定できます。開始日と終了日の両方を入力することも、どちらか一方だけを入力することもできます。
私の例では、ビンラディンの死の発表以前の日付を検索したかったので、「終了日」を「2011年5月1日」に設定し、「開始日」フィールドは空白のままにしました。もちろん、世界中の多くの人が異なるタイムゾーンからこの引用文を投稿していたため、フィルターをさらに古い日付に設定する必要がありました。もしキング牧師が実際にこの言葉を言っていたとしたら、この引用文は10年前のものになるだろうという仮定のもと、年を2000年に変更しました。こうして、日付設定が間違っている可能性はあるものの、昨日のミームの文脈でこの引用文を使っていることが非常に明確にわかるブログが6つほどに絞り込まれました。
満足のいくことに、偽の MLK の引用は、適切にフィルタリングされた検索によって効果的に暴かれました。

あるいは(これはオタクっぽくて楽しいからというだけで、多くの人に特に便利だとか時間節約になるからというわけではありませんが)、検索フィールドで日付範囲演算子を使うこともできます。ただし、日付範囲演算子は、私たちが慣れ親しんでいるグレゴリオ暦ではなく、ユリウス暦を使用します。そのため、この演算子を使うには、まず検索対象期間のユリウス暦の日付を知っておく必要があります。このようなユリウス暦のコンバーターを使えばうまくいきます。ユリウス暦の日付がわかったら、検索テキストにdaterange:<ユリウス暦の開始日>-<ユリウス暦の終了日>を追加してフィルターを適用してください。
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