
MakerBot Industriesは、次世代3Dプリンター「MakerBot Replicator」を発表しました。同社は火曜日にCESでこの新型Replicatorを正式発表し、2色印刷で大型オブジェクトを造形できる能力を披露する予定です。
MakerBot Industriesによると、このモデルは「デュアルストゥルメント」技術により2色同時印刷が可能な「初の」モデルとなるとのことです(他の一般向け3Dプリンターは通常、一度に1色しか「印刷」できません)。このマシンは基本的に2つのエクストルーダー(オブジェクトを層ごとに形成するために使用される)を備えており、複数の色と異なる材料での印刷が可能です。
例えば、青いABS樹脂(レゴブロックと同じ素材)と緑のPLA(トウモロコシから作られた生分解性素材)を使って地球儀を作ることができます。もちろん、2台目のエクストルーダーは別途費用がかかります。エクストルーダーが1台だけのモデルは1,799ドル、デュアルストゥルメントモデルは1,999ドルです。
Replicator自体も以前のMakerBot Thing-O-Maticよりも大型化しており、食パンほどの大きさのオブジェクトをプリントできます。Replicatorは8.9 x 5.7 x 5.9インチ(約21.4 x 14.4 x 15.6cm)までの大きさのオブジェクトをプリントできますが、Thing-O-Maticでは5 x 5 x 6インチ(約13.3 x 15.4 x 15.6cm)しかプリントできませんでした。

MakerBot Replicatorは現在MakerBotストアで予約受付中で、6週間以内に出荷開始予定です。明日1月10日にCESでデビューするReplicatorのインプレッションをお楽しみに。
[MakerBot、Boing Boing経由]

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