
Googleは木曜日、多くのオンラインサービスに影響を与えた広範囲にわたる障害から復旧した模様です。米国東部夏時間午前10時45分頃から午後0時20分頃まで、米国および世界中のほとんどのGoogleサービスがアクセス不能状態でした。全米各地、さらには中国、オーストラリア、フランスなど、遠く離れた地域の人々も影響を受けました。
Google は、この障害について PC World に次のような声明を発表しました。
「一部のユーザーの皆様にGoogleサービスへのアクセスに問題が発生していることを認識しております。現在調査中であり、近日中に皆様に最新情報をお知らせいたします。」
約1時間後、広報担当者から次のような最新情報が届きました。
一部のGoogleサービスに影響していた問題は解決しました。ご不便をおかけして申し訳ございません。詳細は後日改めてお知らせいたします。
2009 年の Google 障害: 「#googlefail」
Twitterユーザーからすぐに#googlefailと名付けられたこの障害により、GmailからGoogle.comのホームページまで、あらゆるサービスが停止しました。Googleニュース、Googleリーダー、YouTubeに加え、Googleアナリティクス、マップ、ドキュメントも利用できなくなりました。一部のサービスは読み込みが非常に遅く、最小限の機能しか提供されず、完全に機能していないサービスもありました。
Google は、この障害について PC World に次のような声明を発表しました。
「一部のユーザーの皆様にGoogleサービスへのアクセスに問題が発生していることを認識しております。現在調査中であり、近日中に皆様に最新情報をお知らせいたします。」
一方、Google Apps ステータス ダッシュボード (障害中はアクセス不能だった) には、次のように表示されます。
Googleメールに問題が発生しており、一部のユーザーに影響が出ていることを確認しています。影響を受けたユーザーはGoogleメールにアクセスできません。2009年5月14日午後1時(UTC-4)までに、問題の解決予定日に関する最新情報をお知らせいたします。なお、この解決予定日はあくまでも目安であり、変更される可能性があります。*他のサービスにも影響が出ている可能性があります。
Googleの障害の原因としてAT&Tを挙げる説もあり、何らかのルーティングの問題が原因だと示唆しています。しかし、Verizon、Cox、Charterなど、他のネットワーク経由で接続していた多くのユーザーからも、同様の問題が発生したという報告があります。
追加情報が入りましたら、お伝えいたします。
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