数ヶ月にわたる噂の後、SprintとHTCのAndroid 4Gスマートフォンがついに登場しました。HTC EVO 4G(当初のコードネームは「Supersonic」)は、マルチタッチ対応の4.3インチ静電容量式タッチスクリーンを搭載し、Android 2.1モバイルOS上でHTCの最新ユーザーインターフェース「Sense」を搭載しています。
EVOは大型ディスプレイを搭載しており、動画視聴に最適です。幅広いビデオコーデックに対応しているだけでなく、HDMI出力とキックスタンドも搭載しているので、ハンズフリーで動画を視聴できます。
EVO 4Gには、HD動画撮影機能を備えた8メガピクセルカメラも搭載されています。当然ながら、HTC製Nexus Oneにも搭載されている1GHzのQualcomm Snapdragonプロセッサを搭載しています。
HTC Legend、Desire、HD2 Miniと同様に、EVO 4Gは刷新されたSenseインターフェースを搭載しています。Mobile World Congressで発表された新しいSense UIには、Leapと呼ばれる新機能をはじめ、ナビゲーションを容易にする便利な新機能が搭載されています。Leapは基本的に、マルチタスクをスマートに処理する方法で、PalmのwebOSにおけるトランプの視覚化を彷彿とさせます。ホーム画面の任意の場所をピンチすると、開いているページのサムネイルが7つ表示されます。そこから、開いているアプリケーションを切り替えたり、閉じたりすることができます。

新しいウィジェット「フレンドストリーム」に、もう1つの新機能が追加されました。友達のステータスアップデート、共有リンク、写真などをすべて1つの画面でシームレスに表示できます。
Sprintは、同社の4Gネットワークはピーク時ダウンロード速度が3Gの最大10倍になると発表しています。同社は数年前からWiMAXサービス(Clearwireネットワーク経由)について言及していますが、ノートパソコンのカードやモデム以外ではWiMAX対応デバイスをほとんど見かけません。CESでは、SprintはWiMAXネットワーク(利用可能な場合)で利用できるOverdrive 3G/4Gモバイルホットスポットを発表しました。
EVO 4Gは今夏Sprintで発売予定ですが、価格はまだ発表されていません。HTC EVO 4Gの詳細とハンズオンレビューは近日中に公開予定です。