Office OnlineでWordやPowerPointのドキュメントを共同作業しながらグループチャットをしたいと思っていた方、この機能がついに利用可能になりました。Microsoftが11月下旬にSkypeを活用したグループチャット機能の導入を発表したことを受けて、Skypeは最近、Office Onlineにこの機能を導入しました。
2人以上のユーザーが同じドキュメントで作業している場合、チャットボタンが表示され、共同作業者とコミュニケーションを取ることができます。この新機能は、ExcelとOneNote Onlineではまだご利用いただけません。

在宅勤務への影響:新しいSkype機能が導入される前は、Office Onlineで他の共同作業者とチャットするのは容易ではありませんでした。以前は、Office Onlineの共同作業機能に関する記事で説明したように、回りくどい方法でしか1人としかチャットできませんでした。Skypeの追加により、MicrosoftのWebアプリを使ったオンラインコラボレーションがはるかに容易になります。
つづく

Skype を活用した新しい Office オンライン チャット機能。
Office Onlineでチャットを開始すると、ドキュメント名が付けられます。例えば、「2015年度予算」というPowerPointプレゼンテーションを作成していた場合、チャットも同じ名前でSkypeの最近の会話リストに保存されます。
これにより、Office ドキュメントを閉じて、デスクトップ、モバイル デバイス、または Windows ストア アプリで Skype を開き、会話を続けることができます。
ブラウザでチャット中は、IMのみご利用いただけます。ビデオチャットや音声チャットをご利用の場合は、Skypeアプリのいずれかに切り替える必要があります。ただし、Skype for Webが本格的に利用可能になれば、状況は変わるかもしれません。
私たちが抱えていた未解決の疑問は、Skype の連絡先ではない 2 人のユーザーが同じドキュメント内でチャットできるかどうか (以前の制限) でした。
答えは「はい」です。Officeオンラインドキュメント内では、相手がSkypeアカウントを持っていなくてもチャットできます。Googleドライブのドキュメントで共同作業する際にも同様の機能を提供しています。ただし、遅れて参加した人はチャット履歴にアクセスできないため、以前に話し合った内容を確認して他のチームメンバーと情報を共有できないという制限があります。
それでも、Office Online ドキュメント用の Skype を利用した新しいグループ チャットは素晴らしいスタートであり、時間が経つにつれてさらに良くなるはずです。