
画像: 鋳造所
Noctuaは、私が知る限りでは誰もが知るブランドではありませんが、PC組み立ての分野ではすぐに認識できる存在です。高品質で超静音のファンとクーラー、そして特徴的なブラウンカラーが、多くのファンを魅了しています。Noctuaはこれまで空冷式に特化しており、水冷式製品は発表していませんが…Computexでは初の水冷式製品を披露しています。
ショーフロアでは、トリプルファンと360mmラジエーターを搭載したオールインワンCPUクーラーのプロトタイプが実演されました。展示では、240mmと420mmバージョンも開発中であり、最初の製品は2026年初頭に登場する予定であるとも説明されていましたが…もちろん、これはあくまでも推定値です。
もちろん、通常のNoctuaファンを競合他社のAIOに取り付けることも可能です。しかし、プロモーションテキストによると、Noctua AIOには「3層の防音構造と同調質量ダンパー効果により、ポンプの動作音を大幅に静音化する」Asetekポンプが搭載されているとのことです。
このシステムには、ポンプヘッドに取り付け可能なオプションの80mmファンも搭載されており、コアンダ効果を利用してRAMやSSDなどの近くのコンポーネントを冷却できます。これは物理学と流体力学の分野なので、私には理解できないのですが、試してみる価値はあると思います。Fractalケースの不透明な壁にもう一つLCDを設置するよりは、確かに便利そうです。
著者: Michael Crider、PCWorld スタッフライター
マイケルはテクノロジージャーナリズムのベテランとして10年のキャリアを持ち、AppleからZTEまであらゆるテクノロジーをカバーしています。PCWorldではキーボードマニアとして活躍し、常に新しいキーボードをレビューに使用し、仕事以外では新しいメカニカルキーボードを組み立てたり、デスクトップの「バトルステーション」を拡張したりしています。これまでにAndroid Police、Digital Trends、Wired、Lifehacker、How-To Geekなどで記事を執筆し、CESやMobile World Congressなどのイベントをライブで取材してきました。ペンシルベニア州在住のマイケルは、次のカヤック旅行を心待ちにしています。