画像: Willis Lai/Foundry
コンピューターは、特に匂いがする…というイメージはあまりありません。新品のデバイスのプラスチックの匂いか、掃除が行き届いていないと少し埃が焦げたような匂いがするくらいでしょうか。しかし、Computex 2025でついに香り付きのサーマルペーストが登場します。アダムはすでに実機で(鼻で?)確認済みですが、今回はGamers Nexusのスティーブから情報を得ています。
どうやら、香り付きサーマルペーストはCPUに塗った時に香りがするだけではないらしい。PCが熱くなるとオフガス(おっと、何とも言えない表現だ)が発生する。だから、熱を加えれば加えるほど、いい香りがする…というわけだ。まあ、理論上はそうなのだが。でも、これはもはやCPUだけに限った話ではない。アニメキャラ風のグラフィックカードデザインで知られるYestonは、Radeon RX 9070 XTに「海をテーマにした香りモジュール」を搭載しているらしい。もっとひどいものだったかもしれない。Hyteもパッケージングに似たようなことを検討しているらしい。
アダムは大賛成です。でも、PCパーツの匂いについてどう思われるかはさておき、無料ではありません。こうしたものには追加のハードウェアとエンジニアリング費用がかかります。お金を払うべきでしょうか?スティーブはノーと答えています。アダムは、スクラッチ&スニッフ方式のPCケースが欲しいと言っています。まあ、いいでしょう。そんな辛くて匂いにまつわる話が聞きたい方は、YouTubeのPCWorldに登録して、毎週配信しているポッドキャスト「The Full Nerd」もぜひご覧ください。
著者: Michael Crider、PCWorld スタッフライター
マイケルはテクノロジージャーナリズムのベテランとして10年のキャリアを持ち、AppleからZTEまであらゆるテクノロジーをカバーしています。PCWorldではキーボードマニアとして活躍し、常に新しいキーボードをレビューに使用し、仕事以外では新しいメカニカルキーボードを組み立てたり、デスクトップの「バトルステーション」を拡張したりしています。これまでにAndroid Police、Digital Trends、Wired、Lifehacker、How-To Geekなどで記事を執筆し、CESやMobile World Congressなどのイベントをライブで取材してきました。ペンシルベニア州在住のマイケルは、次のカヤック旅行を心待ちにしています。