
本格的なデジタルカメラとタッチスクリーン搭載携帯電話のギャップを埋めるのが、T-Mobileで発売される新型Samsung Memoirです。キセノンフラッシュ搭載の8メガピクセルカメラを搭載したMemoirは、カメラ付き携帯電話ファンの夢の1台となるでしょう。
Samsung Memoir(別名SGH-T929)はT-Mobileの3Gネットワークに対応し、フルHTMLブラウザ、バーチャルQWERTYキーボード、その他多数のマルチメディア機能を搭載します。残念ながら、T-Mobileは正確な発売日と価格を発表していません(ただし、Memoirは2年契約で299ドルで2月25日に発売されるとの憶測もあります)。

Memoirの機能セットはマルチメディアに特化しており、共有を念頭に置いています。写真はFlickr、Photobucket、Snapfish、Kodakギャラリーなどのオンラインサービスに直接アップロードできます。16倍(デジタル)ズームを備えた8メガピクセルカメラは、動画撮影も可能です。欠点としては、Samsung MemoirはWi-Fi(BlackBerry Stormと同等)を搭載していないことです。特にT-Mobileの3Gネットワークの不安定なカバレッジを考えると、多くの人にとって残念な点かもしれません。
MemoirはiPhoneの代替品ではないことを覚えておいてください。マルチメディア機能は写真愛好家にとって非常に魅力的ですが、TouchWizユーザーインターフェースは魅力的ではあるものの、iPhoneの機能性には遠く及びません。そうそう、App Storeがないこともお伝えしましたか?Memoirは、通話機能も備えた8メガピクセルカメラと考えた方が賢明でしょう。
Samsung Memoir の主な機能は次のとおりです。
– キセノンフラッシュと16倍デジタルズームを備えた8メガピクセルカメラ
– ストレージ容量拡張用のmicroSDスロット
– ナビゲーションと位置情報サービスのためのA-GPS
– 240 x 400ピクセルのタッチスクリーンディスプレイ(262k TFT)
– 完全なHTMLブラウザとPOP3電子メールのサポート
– カスタマイズ可能なウィジェットを備えたTouchWizインターフェース
– 3G/EDGE/GPRSデータアクセス速度対応
– ワイヤレス Bluetooth 2.0 テクノロジー (ステレオ)