Windows Phone 7はスマートフォン市場では劣勢に立たされていますが、マイクロソフトはアプリをより魅力的なものにする新機能で開発者を魅了したいと考えています。水曜日には、今秋のアップデート「Mango」の機能を公開したほか、5月に提供開始予定の開発ツールも発表しました。マイクロソフトが今後数ヶ月でWindows Phone 7をどのように改良していくのか、以下にご紹介します。
アプリジャンプリストと検索

膨大なアプリリストからアプリを見つけるのは、インストールしたアプリが多すぎると大変です。そこでMicrosoftは、アプリメニューにジャンプリストと検索機能を追加しました。前者は特定の文字で始まるすべてのアプリにジャンプでき、後者は従来のテキスト検索に加え、マーケットプレイスにジャンプできるオプションも備えています。
ポッドキャスト

Windows Phone 7ユーザーは既に端末でポッドキャストを聴くことができますが、それはコンピューターにダウンロードしてから端末に転送した場合に限られます。「Mango」アップデートにより、ポッドキャストがWindows Phone Marketplaceで利用できるようになります。

Windows Phone 7の検索機能には、「Extras(追加機能)」という新しいタブが追加されます。開発者は、ユーザーが特定のキーワードを検索した際に、このタブの下にアプリが表示されるようにプログラムすることができます。例えば、検索機能で映画を検索すると、ユーザーはIMDBにアクセスして、その映画のページに直接移動できます。
バーコードスキャン

Microsoft は、Windows Phone 7 カメラをサードパーティの開発者に公開し、バーコード スキャナーや代替カメラ アプリを有効にする予定です。
ライブタイルのショートカット

Windows Phone 7のライブタイルは、開発者がショートカットを追加できるようになれば、さらに便利になるでしょう。例えば、カンタス航空のアプリでは、ホーム画面からフライト情報に直接アクセスできるようになります。
アングリーバード

Windows Phone 7にAngry Birdsが登場することは以前から知られていましたが、ついに5月25日リリースと、まだ数ヶ月先のことが明らかになりました。
マルチタスク

待望のサードパーティ製マルチタスク機能とアプリ切り替え機能が、今秋Windows Phone 7に搭載されます。インターフェースはHPのWebOSに似ており、開いているアプリがカードの列として表示されます。
HTML5

マイクロソフトは、このスマートフォンでInternet Explorer 9の一部であるHTML5の様々な活用例を披露しました。ある例では、スマートフォンがHTML5オーディオを再生し、ブラウザを終了した後もバックグラウンドで再生を続けました。