
ウェブ開発会社ダズルポッドは、世界的な諜報会社ストラトフォーの顧客が、ハッカー集団アノニマスによるデータ侵害で自分の電子メールアドレスが侵害されたかどうかを確認できるウェブサイトを立ち上げた。
あなたの電子メール アドレスが Dazzlepod データベースにヒットした場合、同社はそのアカウントのパスワードを直ちに変更することを推奨しています。
マレーシアに拠点を置くダズルポッドは、過去には、ラルズセックが終焉を迎えた際にインターネット上に流出した75万件のアカウント情報や、ウィキリークスが公開した米国の外交電報など、ハッカーが盗んでオンライン上に投稿した情報から検索可能なデータベースを作成している。
アノニマスは、連休の週末にストラトフォーのコンピューターに侵入し、この国際戦略予測会社の顧客の一部リストと彼らの個人情報をオンラインに投稿した。

ストラトフォーは日曜の午後に情報漏洩を報告し、それ以来同社のウェブサイトはオフラインとなっている。
侵入後、ストラトフォーは、アノニマスに反対する声を上げていたFacebookユーザーがハッカーによる追加的な報復の標的になっていることを発見した。「ご自身を守るために、Facebookで発言する際にはセキュリティ対策を講じるか、発言自体を控えることをお勧めします」とストラトフォーはFacebookページで述べた。
アノニマスの広報担当者バレット・ブラウン氏によると、ストラトフォーへの攻撃ではクレジットカード情報が盗まれたものの、ハッカーの主な標的はそこではなかったという。アノニマスはストラトフォーの270万件に及ぶ電子メールアーカイブを狙っていたという。
「この膨大なデータには、10年以上にわたりストラトフォーの従業員と非公式に話をしてきた数え切れないほどの連絡先とのやり取りが含まれています」と彼は記している。「これらの連絡先の多くは、諜報・軍事請負部門の大手企業、政府機関、その他アノニマスとその関連団体が関心を寄せてきた機関に勤務しています。2011年2月、諜報請負業者兼セキュリティ企業HBGaryに対する新たなハッキングにより、司法省、バンク・オブ・アメリカ、その他関係者によるウィキリークスなどの活動家グループへの攻撃と信用失墜を企む広範な陰謀が明らかになったのです。」
フリーランスのテクノロジーライター John P. Mello Jr. と Today@PCWorld を Twitter でフォローしてください。