他のソーシャルネットワークと同様に、Google+で気に入った投稿を見つけたら、コメントを付けて自分の意見を述べたり、ボタンをクリックして支持や賛同を示したりすることができます。Google+では、そのボタンは+1ボタンです。今日の「30 Days With Google+」の記事では、+1をクリックすると何が起こるのか、そしてそれが実際に何を意味するのかを詳しく見ていきたいと思います。
+1ボタンはGoogle+に限ったものではありません。Googleは今年3月にウェブサイトへの投票承認機能を導入しました。しかし、Google+のリリース以前から、Google検索結果にソーシャルネットワーキングの要素を取り入れることがその主眼でした。そのため、Googleが自社のソーシャルネットワークにも+1ボタンを組み込んだのは当然のことでしょう。

それは何でしょうか? ええと、この「30日間Google+を使ってみた」シリーズでは、GoogleのソーシャルネットワークとFacebookを直接比較しないように努めていますが、一番簡単に説明すると、+1はFacebookの「いいね!」ボタンのGoogle版だということです。
Google+の投稿の下部には、Googleの商標である赤、青、緑、黄色の四角形が上部に描かれ、中央に「+1」のマークがあります。投稿が気に入っていて賛同を示したいけれど、コメントを入力するのが面倒な場合は、「+1」ボタンをクリックするだけで済みます。
何かに+1すると、その+1票は他の+1票と合わせて集計されます。ある投稿の+1数は、どの投稿を読むべきか、どの投稿を無視すべきかを判断する指標になり得ます。Google+のストリームに流れてくる投稿をすべて読むのは楽しいかもしれませんが、そんな時間のある人なんていませんよね?でも、Google+や私の個人的なソーシャルネットワークで5人、10人、あるいは50人が投稿に+1してくれたら、それは特別な注目に値するかもしれません。
私が+1したコンテンツは、Googleが私の興味関心を特定し、より関連性の高い検索結果を表示するために使用されるほか、オンライン広告を私にターゲティングするためにも使用されます。また、Google+のコンテンツとGoogle検索結果が統合されているため、私の+1は私のソーシャルネットワーク内のユーザーの検索結果にも表示されることがあります。
何かに+1すると、Google+プロフィールの「+1」タブにも追加されるはずなんですが、実はもう何個か+1(そもそも「+1」って過去形の動詞ですよね?)したのに、Google+プロフィールの「+1」タブが空っぽなんです。もしかしたら、Googleがまだこの機能を開発中なのかもしれません。
Googleの説明によると、+1タブを誰に見せるかをある程度コントロールできるとのことです。しかし、同時に「+1タブを一般公開するかどうかに関わらず、+1したコンテンツを閲覧している他のユーザーには、あなたの+1が表示されます。例えば、あなたの+1は、同じものに+1した人の匿名の集計数の一部として表示されることがあります。また、あなたの名前が+1の横に表示されることで、友人や連絡先のユーザーがどのコンテンツが最も役立つかを見分けやすくなります。」とも書かれています。
Facebookと同様に、不満を表明する方法はありません。Google+には、気に入らない投稿に「-1」ボタンがありません。ただし、FacebookにはあってGoogle+にはない機能が一つあります。それは、考えを変える機能です。Facebookでは「いいね!」した投稿やコメントを「いいね!」解除できますが、Google+では「+1」は永続的に有効です。
「+1」と「-1」の両方を実装したシステムがあればいいなと思います。ソーシャルネットワーク上の友達がどのサイトやサービスを気に入っているか知りたいのと同じくらい、彼らがどれを嫌っているかも知りたいです。+1の数については、Googleは純粋な合計だけを表示すればいいのです。例えば、「+1」が10件で「-1」が4件の場合、「+1」ボックスには6と表示されます。
ただの考えです。
[更新: ここのコメント欄や Google+ で私をフォローしている読者からの情報やフィードバックのおかげで、+1 ボタンについていくつか新しいことを学びました。まず、何人かの読者から、Google+ 内で +1 したアイテムは +1 タブに表示されないのに、Web 上の他の場所で +1 したアイテムは表示される、という指摘がありました。+1 について説明している Google+ のページには この点が明確に示されておらず、むしろ逆のことを示唆しているように思われます。私は Web 上で +1 したことがなかったので、空白のままでした。そこで、過去の30 Days With Google+ の 投稿をいくつか +1 してみたところ、表示されることを確認しました。Google+ 自体に +1 トラッキング機能を追加する作業はまだ進行中のようです。
2つ目は、読者からいただいた情報で、実は+1を後から取り消すことができるということです。+1ボタンをもう一度クリックすると、青色から白色(または灰色、あるいは何とでも呼びたい)に変わり、+1の投票数から削除されます。また、+1ボタンをもう一度、何度もクリックすると、オンとオフが切り替わります。この動作はGoogle +1の説明には明確に説明されておらず、クリック後に+1ボタンにマウスオーバーすると「元に戻すにはもう一度クリックしてください」というポップアップメッセージが表示されることにも気づきませんでした。
前回の「30日間」シリーズを読む: iPadと過ごす30日間
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