画像: IDG / マーク・ハッハマン
今週、サンフランシスコで毎年恒例のゲーム開発者会議(GDC)が開催され、バーチャルリアリティ関連のニュースが数多く発表される見込みです。そして、HTCがVive関連のアップデートをいち早く発表しました。主に開発者向けのものですが、少なくとも消費者にとって非常に重要な新プログラムが1つあります。
まずは後者から始めましょう。おそらくこれが Vive の最大のニュースです。
Viveは北米で初めて、分割払いプログラムを開始します。月額66ドル、12ヶ月間の無利子分割払いで、ユーザーはVive.comで頭金なしでViveをご購入いただけます。さらに、様々な条件で新たな分割払いオプションもご用意しております。
Viveは799ドルという価格を維持しているため、「VRは高すぎる」という不満を払拭できる可能性は低いでしょう。しかし、VRを少し「手頃」にする可能性はあります。携帯電話や自動車ローンのように、1年間で負担を分散させられるため、一度に多額の初期費用を支払う必要がなくなります。

Vive Tracker を活用した、CES でのカスタム Vive 周辺機器の例。
HTCのその他のニュースは、より愛好家向けのもので、1月のCESで披露された実験的なハードウェアの一部に価格が発表されました。Vive Trackerは、メーカーがViveのLighthouseベースステーションと連携するカスタム周辺機器を開発できるようにするもので、3月27日に開発者向けに販売開始されます。「Vive Trackerの一般消費者向け販売は、Vive Tracker用のアクセサリとコンテンツのエコシステムが構築され、新しいアクセサリが消費者向けに購入可能になるにつれて、今年後半に予定されています。」
それから、Oculus Riftの折りたたみ式ヘッドフォンを模倣したViveデラックスオーディオストラップもあります。内蔵ヘッドフォンはRiftのお気に入りの機能の一つなので、特に楽しみにしています。視界を遮るものがあるときに別途ヘッドフォンを装着するよりも、はるかに便利です。オーディオストラップの予約注文は5月2日に開始され、6月に配送される予定です。
トラッカーとオーディオストラップはどちらも99ドルで販売予定ですが、 Viveトラッカーを使ってカスタムメイドされた周辺機器は、今年後半には150ドルを超える価格になるのではないかと予想しています。高価ですね。詳細が分かり次第、改めてお知らせします。今週はGDCのニュース(そしてVR関連ニュース)をPCWorldでチェックしてください。