GoogleのGmailサービスに、よくあるメールのミスを防ぐ2つの新機能が追加されました。それは、間違った相手にメッセージを送信してしまうことと、送信者リストへの追加忘れです。「ボブを忘れないで」と「ボブを間違えていませんか?」という2つの機能は、Gmail Labsでベータテストされていましたが、現在ではすべてのGmailユーザーにデフォルトで実装されています。
Googleによると、Labsでまだ有効化していない場合は、今後1日ほどでGmailに新機能が表示されるようになるとのことです。有効化後は、宛先を入力する際に、普段メールを送信する相手のグループに基づいて自動的に候補が表示されます。
ボブを忘れないで
「ボブを忘れない」機能は、メールの作成中にメールの受信者を提案します。この機能は、最も連絡を取りやすいグループに基づいて、送信先として適した人を提案します。この機能は、受信者を2人以上入力すると有効になります。

例えば、普段から両親と妹にまとめてメールを送信している場合、次に両親にメッセージを書き始めると、Gmailは妹も追加するように提案します。仕事関連のグループでも同様のことが言えます。提案された名前をクリックすると、その人がメールに追加されます。
ボブを間違えた?
「ボブさんを間違えましたか?」機能は、まさに救世主となり、恥ずかしい思いをせずに済むかもしれません。繰り返しになりますが、この機能はあなたが最も頻繁にメールを送信する人々のグループに基づいているため、Gmailは(手遅れになる前に)誤って受信者リストに間違った人を追加していないか確認しようとします。

例えば、普段友人グループにメールを送信していて、そのうちの1人が上司と似た名前を持っている場合(そしてそれを間違って入力してしまった場合)、Gmailは間違いの可能性があることを警告します。この機能は、「ボブを忘れないで」と同様に、受信者リストに2人以上を追加したときに有効になります。
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