
ネットフリックスは、オンライン映画サービスの顧客からクレジットカード番号を盗んだとしてコールセンターの従業員を解雇した。
ネットフリックスは今週オンラインで公開されたニューハンプシャー州司法長官事務所宛ての書簡の中で、4月4日に同社がデータ盗難を知った後、名前が明らかにされていない従業員を解雇したと述べた。
Netflixの上級顧問弁護士シャロン・ウィリアムソン氏は、この従業員は「過去約2か月間、電話でこの人物と話したNetflixの顧客の一部のクレジットカード情報に無許可でアクセスした」と書いている。
従業員は顧客の名前とクレジットカード番号を入手したと彼女は書いている。Netflixは事件を捜査しており、警察に通報した。
ネットフリックスは水曜日、何人の顧客が被害を受けたか、また盗難によって何らかの詐欺事件が発生したかについてはコメントを控えた。
ネットフリックスの広報担当者スティーブ・スウェイジー氏は「当社は会員の個人情報とプライバシーを守るために全力を尽くしており、今回のような問題が起きた場合には迅速かつ断固として対処する」と述べた。
Netflixが司法長官事務所に送った書簡は4月20日付だった。Netflixは4月21日にニューハンプシャー州の住民2名にデータが盗まれたことを通知する予定だとウィリアムソン氏は書いている。
ロバート・マクミランは、IDGニュースサービスでコンピュータセキュリティとテクノロジー全般の最新ニュースを担当しています。Twitterで@bobmcmillanをフォローしてください。メールアドレスは[email protected]です。