Leap Motionのデビューがやや期待外れだったため、サードパーティ製のジェスチャーコントロール周辺機器に見切りを付けたくなるのも無理はないでしょう。しかし、ちょっと待ってください!Leapとは異なり、ReactivはTouch+コントローラーで人間とコンピューターのインタラクションに革命を起こそうとしているわけではありません。魔法使いのような指の動きや、映画『マイノリティ・リポート』のような手を振る動作はありません。Touch+のデュアルカメラは、あらゆる表面をマルチタッチ入力デバイスに変えます。
キーボードや机をPCのタッチスクリーンに変えるようなものです。画面部分は省きますが。普段は記事にプロモーション動画を埋め込むのは気が進まないのですが、この動画はまさにその点をうまく表現しています。
Touch+は、Kickstarterプロジェクト「Haptix」から生まれました。このプロジェクトは18万ドル以上の資金を集め、Reactivは過去1年間にわたりHaptixのビジョンを洗練させ、最終的にTouch+へと発展させました。
Touch+が万人向けではないことは確かですが、ReactivはこのマルチタッチPCコントローラーを、単なるゲームやアートプロジェクトのためのツール以上のものとして位置付けています。上の動画では、このデバイスがオフィスの会議で使用されている様子が映し出されています。ビジネスマンのノートパソコンのカーソルコントロールとして機能し、その後、投影されたディスプレイに向けるように瞬時に位置を調整することで、男性が手を伸ばして画像上のオブジェクトを丸で囲むことができます。
さらに、PCWorld の姉妹サイトである CITEWorld は、Touch+ のライブ デモをなんとか実現し、創設者たちはこのデバイスの潜在的な生産性向上用途に焦点を当てました。マウスを使わずに Excel や PowerPoint をコントロールしたり、PhotoShop で写真を自然に操作したり、CAD でデザインを作成したり、前述のプレゼンテーション機能などを実現したりします。

ノートパソコンの上部に接続された Touch+ モーション コントローラー。
Touch+は、USB 2.0または3.0経由でWindows PCまたはMacに接続して使用できます。キーボードに向けると、入力中はマルチタッチ機能が一時的に停止し、指の動きが止まるとマルチタッチ機能が再開されます。
面白そうじゃないですか?Touch+のアルファ版は現在、Reactivのウェブサイトで75ドルで入手可能です。しかし、実際に手に取ってみないと、Leap Motionなどの競合製品と比べてどうなのかは分かりません。