Gmailは、メールプロバイダーの切り替えに伴う煩わしいプロセスを少しだけ楽にします。GoogleはWebメールサービスに新機能を導入しました。これにより、新規ユーザーはユーザー名とパスワードを入力するだけで、Hotmail、Yahoo!、AOLのアカウントからすべてのメールと連絡先を簡単にインポートできます。

この機能を利用すると、Gmailの新規ユーザーはGoogleのサービスにウェブメールアカウントの詳細を入力するだけで、24~48時間以内にすべてのメールと連絡先が新しいアカウントに自動的にインポートされます。30日間の試用期間も提供されており、Gmailが自分に合うかどうかを判断する時間を確保できます。
新しいインポート機能はすべての新規ユーザーにご利用いただけます。また、今後数週間かけて、既存のアカウントにも段階的に展開されます。既存のユーザーは、新機能のリリースを待つ間も、引き続きPOP3メールの取得とCSVファイルによる連絡先のインポートをご利用いただけます。
Googleは昨日、Gmailにいくつかの機能を追加しました。最近リリースされたスタンドアロンの連絡先管理ツールでは、Outlook、Outlook Express、Hotmail、Yahoo!の連絡先をCSV形式で、またOS XのアドレスブックからvCard形式でインポートすることで、すべての連絡先を一元管理できるようになりました。また、ユーザーからのリクエストに応えて、誕生日フィールドも追加されました。

Googleカレンダーアプリがアップデートされ、Gmailと同様の方法でタスクに対応しました。タスクはアプリ内の別のカレンダーに表示されますが、SMS通知の送信や他のアプリケーションとの同期はできません。
Gmailは約2,960万人のユーザーを抱え、ウェブメールのリーダーであるYahoo、AOL、Hotmailに後れを取っています。Gmailに導入されたこの簡単な切り替え機能によって、このバランスが今後数ヶ月で変化するかどうか、注目されます。
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