画像: Michael Homnick/Foundry
ChromeOSは、機能面ではWindowsやmacOSとの差を急速に縮めつつあり、完全な性能ではないものの、その差は縮まっています。昨日、Googleは今年後半にプラットフォームに導入される新しいセキュリティ対策スイートを発表しました。このスイートは、一般ユーザーとシステム管理者の両方に、より多くの選択肢を提供することを目指しています。特に注目すべきは、メインの設定メニューから、ノートパソコンやタブレットのすべてのアプリのウェブカメラとマイクへのアクセスを手動でオフにできる機能です。
現時点では、ChromeOS はカメラとマイクへのアクセスをブラウザと同様に、サイトごと、アプリごとに処理しています。このシステム全体の切り替え機能は、個々のウェブサイトの設定をオーバーライドし、Google Cloud のブログ記事にあるように、「ミュート状態を維持するためのさらなる安心感」を提供します。この機能が現在の ChromeOS デバイスに導入される正確な時期は明らかにされていません。
この記事で発表されたその他のセキュリティ機能は、より企業向けのものです。Chrome Enterpriseのお客様は、管理者が統合型リスク評価・対応プラットフォームであるCrowstrike Falcon Insight XDRを使用してChromebookやその他のハードウェアを監視できるようになります。これにより、USBアクティビティ、ログイン、そして一般的なChromeリモートデスクトップツールの使用状況を監視できます。Azure、Netskipe Intelligent SSE、Microsoft Defender for Cloud Appsとの新たな統合により、条件付きディレクトリアクセスも可能になります。
著者: Michael Crider、PCWorld スタッフライター
マイケルはテクノロジージャーナリズムのベテランとして10年のキャリアを持ち、AppleからZTEまであらゆるテクノロジーをカバーしています。PCWorldではキーボードマニアとして活躍し、常に新しいキーボードをレビューに使用し、仕事以外では新しいメカニカルキーボードを組み立てたり、デスクトップの「バトルステーション」を拡張したりしています。これまでにAndroid Police、Digital Trends、Wired、Lifehacker、How-To Geekなどで記事を執筆し、CESやMobile World Congressなどのイベントをライブで取材してきました。ペンシルベニア州在住のマイケルは、次のカヤック旅行を心待ちにしています。