いいですか、マイクロソフトさん、白状してください。音声でテキストメッセージを送信したり、Web 検索を行ったりできる Samsung Intrepid の TellMe 機能のビデオをスムーズに撮影するには、何回テイクが必要でしたか?

正直に言って、これはかなり印象的な機能です。Windows Mobile 6.5 全般についてこれまで耳にしてきたいくつかの点を考慮すると、特に賞賛に値する機能です。
音声ダイヤルって、正直言ってあまり興味ないんですよね。手がふさがっている時に便利ですが、スマホに慣れている人ならボタン操作で簡単に番号にアクセスできます。でも、音声ダイヤルでタイピングの代わりに使えば、もっと多くの場面で便利になるんです。
使い方はこうです。Sprint IntrepidにはTellMe機能専用のボタンがあります。それを押すと、「テキスト」と相手の名前を言うだけでテキストメッセージの送信を開始できます。その後は、メッセージを音声で伝えるだけで、電話が文字起こししてくれます。

もちろん、メッセージを送信する前に確認することもできます。検索機能はさらに簡単で、探しているものを言うだけで、ワンステップでBing検索が開始されます。
Blackberry、Android、iPhone向けのGoogleモバイルアプリでも音声検索ができること(しかもかなり正確)は知っていますが、Intrepidとの違いはハードウェアにあります。iPhoneでも、音声検索を開始するには、端末のロックを解除するか、使用中のアプリを終了してGoogleモバイルアプリを見つけ、端末を耳に当てる必要があります。
MicrosoftとSamsungは、TellMeの音声機能をハードウェア上の専用ボタンに統合することで、テキストメッセージの送信と検索をはるかに簡単にしました。実際、他の携帯電話メーカー(例えばApple)にも、自社の携帯電話の音声ダイヤラーにこれらの機能を搭載してほしいものです。
ちょっと待って、今他のテクノロジー企業もマイクロソフトを真似すべきだって言ったっけ? きっとビザロの世界にいるんだね。