
ValveはHidden Path Entertainmentと共同で新しいCounter-Strikeゲームを開発しており、来週金曜日にシアトルで開催されるPenny Arcade Expoでプレイできるようになります。両開発元ともワシントン州に拠点を置いていることを考えると当然のことですが、驚くべきはCounter-Strike: Global Offensive(略してCS:GO)が来年初めにSteam、Xbox Live Arcade、PlayStation Networkでダウンロード可能になるということです。
そうです。PCゲーマーの一世代を定義し、今もなお世界で最も人気のあるマルチプレイヤーゲームの一つである、あのクラシックなPCファーストパーソンシューティングゲームが、新たなゲームプレイモードと武器、そしてde_nukeやde_dustといったCounter-Strikeのクラシックマップのリマスター版を携えて家庭用ゲーム機に登場します。Counter-Strike: Global Offensiveは、前作とは異なる見た目とプレイ感覚を目指して設計されており、Counter-Strike: Sourceコードを反復するのではなく、ゼロから開発されています。ただし、CS:GOはValveのSourceエンジンを採用しています。
スクリーンショットやトレーラーはまだ公開されていないため、ゲームの見た目を推測するのは難しいですが、先週Valve本社に招待され、Counter-Strike: Global Offensiveの最新ビルドをプレイし、開発者に専門的な批評を行った多くのプロCounter-Strikeプレイヤーの一人、Craig “Torbull” Levine氏から直接、ゲームをプレイした感想を聞くことができました。Craig氏はeSports Entertainment Associationのウェブサイトでプレイテストの詳細を報告しており、開発者との会話から、Counter-Strike: Global OffensiveがプロゲーマーとeSportsシーンをターゲットにしていることは明らかです。
「CS GOが、最近StarCraft 2やLeague of Legendsといったゲームが脚光を浴びている世界的なeスポーツの舞台に、Counter-Strikeシリーズを再び呼び戻すための起爆剤になれば素晴らしいですね」とLevine氏は書いている。「Sourceエンジンで作られたコンソールゲームと思われるものが、PCにどう移植されるのか、少し懸念しています。」
対戦プレイを明確に重視するValveは、Counter-StrikeをハードコアFPSファンの間で有名にしようとしているようだ。彼らの多くはCounter-Strikeを捨ててCall of Dutyのようなコンソールシューティングゲームに移行した。オリジナルのCounter-Strike MODの素晴らしい成功により、リアルなシューティングゲームが対戦プレイで人気になったこと(そしてModern Warfareのようなコンソール対戦シューティングの驚異的な成功にも一役買ったこと)を考えると、Counter-Strike: Global Offensiveが家庭用ゲーム機でプレイできるのはごく自然な流れと言えるだろう。対戦シューティングゲームは一周して元に戻ったが、いくつか疑問が残る。Global Offensiveはどのようなもので、価格はいくらになるのか?コンソールとPCのプレイヤー間のクロスプラットフォームプレイはサポートされるのか?来週開幕するPAXでは、Counter-Strike: Global Offensiveやその他のゲームに関する続報をお楽しみに。