
ベライゾン・ワイヤレスは今年、最先端スマートフォンを大量に投入する計画だ。最大の衝撃は、6月6日にスプリントネットワーク限定で発売される待望のPalm Preが、約6ヶ月後にベライゾン加入者に提供されるというものだ。ベライゾン・ワイヤレスのCEO、ローウェル・マクアダム氏は、木曜日に投資家向けのウェブキャストでこの衝撃的なニュースを明かした。
VerizonはPreに加え、今年後半にはGoogleのAndroid OSを搭載したスマートフォンを発売するほか、BlackBerry Storm 2も販売する予定です。これは、批評家から冷淡な評価や否定的な評価を受けたResearch in Motionの人気タッチスクリーンスマートフォンの2代目です。Verizonは既に米国でStormを販売している唯一のキャリアであるため、Storm 2も販売されるのは当然のことです。
パームショッカー

Palm Preの発表は、Preを待ち望んでいたものの、米国顧客満足度指数(ACSI)の最新調査によると、米国4大携帯電話キャリアの中で顧客満足度が最下位にランクされているSprintとは契約したくないスマートフォンファンにとって朗報だ。(公平を期すために記しておくと、ACSIの調査は毎年実施されており、Sprintの顧客評価は昨年比12.5%上昇している。)同じ調査で、Verizon Wirelessは顧客満足度で第1位にランクされている。
明らかに、Verizonの発表はSprintにとって非常に悪いニュースであり、競合他社の顧客を説得して乗り換えさせるのははるかに困難になるでしょう。Palm Preの6ヶ月間の独占契約は驚くほど短く、SprintはPreファンを引き付けるために非常に積極的な価格プランを提示せざるを得なくなるかもしれません。とはいえ、Sprintはすでに赤字に陥っているため、寛大さにも限界があるのかもしれません。
どこにでもAndroid

VerizonがAndroidに興味を示しているのは驚くことではありません。2007年には既にCEOのマクアダム氏がAndroidをサポートする計画を表明しており、北米市場ではAndroid搭載のT-Mobile G1に加え、他のGoogle製スマートフォンもまもなく登場する予定です。最近の報道によると、2009年末までに少なくとも18機種のAndroidデバイスが出荷される予定です。
Verizon も iPhone を欲しがっているという噂もあるが、実現するのは早くても 2011 年以降になるだろう。(AT&T Wireless と Apple の独占契約は 2010 年末に期限切れとなる。)
Verizon から Apple へ: 聞こえますか?