画像: MainGear
デスクトップPCは、昔からクリスマスの電飾で覆われた黒い冷蔵庫のような見た目ではありませんでした。以前は…まあ、普通の冷蔵庫といったところでしょうか。80年代や90年代の黄金期には、ベージュ色でつまらないものでした。ケースメーカーがこのレトロな外観を採用するのを見てきましたが、MainGearもついに、完全組み立て済みのデスクトップPCでこのトレンドに加わりました。
Retro95と呼ばれるこのマザーボードは、Silverstone FLP01のリバッジ版を使用した、昔ながらの横置きデスクトップPCです。最新のATX規格のコンポーネントを搭載可能です。当時を思い出すような世代の方には、まさにうっとりするでしょう。前面にはフロッピーディスクドライブを模したパーツが取り付けられています。下側のパネルを折り畳むとI/Oパネル(USB-Aポート×2、USB-Cポート×1、ヘッドホンジャック)が現れ、上側のパネルには5.25インチのディスクドライブをフルに搭載できます。今では珍しい光景です。

メインギア
MainGearはRetro95を様々な構成で提供し、価格は1,599ドルからとなっています。この価格では、Ryzen 7 9800X3Dプロセッサ、RTX 5080グラフィックカード、96GBメモリ、8TBストレージは搭載されませんが…これらは入手可能な最高級パーツです。(CDドライブについては残念ながら記載されていませんが、自分で取り付けることは可能でしょう。)MainGearによると、これは本日から始まる「数量限定販売」とのことです。「なくなり次第終了」とのことですが、これらのデスクトップがどれくらいの台数で、どのような価格で販売されるかは不明です。
FLP01ケースの実際の動作をもっと詳しく知りたい方は、YouTubeでPCWorldの2時間にわたるライブビルド動画をご覧ください。かなり面白いですよ。
著者: Michael Crider、PCWorld スタッフライター
マイケルはテクノロジージャーナリズムのベテランとして10年のキャリアを持ち、AppleからZTEまであらゆるテクノロジーをカバーしています。PCWorldではキーボードマニアとして活躍し、常に新しいキーボードをレビューに使用し、仕事以外では新しいメカニカルキーボードを組み立てたり、デスクトップの「バトルステーション」を拡張したりしています。これまでにAndroid Police、Digital Trends、Wired、Lifehacker、How-To Geekなどで記事を執筆し、CESやMobile World Congressなどのイベントをライブで取材してきました。ペンシルベニア州在住のマイケルは、次のカヤック旅行を心待ちにしています。