本日、Netgear は、中小企業の IT 予算に合わせて価格設定された 500 ドルのビジネス ファイアウォール アプライアンス、ProSafe Quad WAN ギガビット SSL VPN ファイアウォール (SRX5308) をリリースしました。
SRX5308 のスループットはおそらく最も魅力的な機能です。宣伝されている速度は 1Gbps を超え、4 つの WAN ポートで 2 つの異なる負荷分散モードをサポートしているため、Netgear は、高性能なエンタープライズ ファイアウォールに代わる高速で安価な選択肢としての地位を確立したいと考えています。
SRX5308 には、4 つの WAN ポートに加えて、高速 LAN アクセス用の 4 つのギガビット イーサネット ポートも搭載されており、外向きサーバーがある場合は、そのうちの 1 つをハードウェア DMZ ポートとして確保できます。

VPN設定の簡素化を目指す中小企業にとって、SRX5308はIPSecとSSL(Secure Socket Layer)VPNアクセスの両方をサポートしているという点も魅力的でしょう。エンタープライズファイアウォールは以前からSSL VPNをサポートしていましたが、低価格帯のファイアウォールの多くはIPSecのみをサポートしており、SSL VPNに比べて設定と運用にIT部門の時間とコストがかかるのが一般的です。SRX5308は、最大125のIPSec VPNトンネルと最大50のSSL VPNトンネルを同時にサポートします。
もちろん、ビジネスファイアウォールで数ドル節約できたとしても、設定方法を学ぶのに数週間もかかるとなると、あまり意味がありません。幸いなことに、ほとんどの設定はProSafe Control CenterのGUIまたはInstall Assistantウィザードで行え、VPN設定を支援する専用のIPSec VPNウィザードも付属しています。また、CLIに精通したユーザー向けにコマンドラインインターフェースもサポートしており、Netgearソフトウェア(別売)によるリモート設定も可能です。
SRX5308 は Netgear の ProSecure STM アプライアンスと連携して、ゲートウェイでウイルス対策、スパム対策、URL フィルタリング、電子メール セキュリティを提供し、ネットワーク セキュリティのニーズを合理化します。
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