マイクロソフト、Webベースのアプリスイート「Windows Live Essentials 2011」をリリース
Otpoo xumh
マイクロソフト、Webベースのアプリスイート「Windows Live Essentials 2011」をリリース
MicrosoftのWindows Live Essentials 2011が、いよいよ正式リリースを迎えます。Microsoftは木曜日、消費者向け無料アプリケーションスイートがテストモード(ベータ版)から正式リリースに移行したことを発表しました。この生産性スイートは、オンラインでの画像管理・共有、ビデオ編集、PC間でのドキュメントやファイルの共有などを可能にする、Webベースの生産性向上アプリをバンドルしたMicrosoftの主力製品です。
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さらに同社は、ホリデーシーズンに販売されるDellコンピューターにLive Essentialsがバンドルされることを発表しました。「Windows Live Essentials 2011は、PCを毎日利用するサービスに接続できるように設計・構築されています」と、Windows Liveエンジニアリング担当副社長のクリス・ジョーンズ氏は本日、Inside Windows Liveブログで述べています。
無料アプリケーションスイートのシステム要件は、1.6GHz以上のプロセッサを搭載したWindows 7またはVistaオペレーティングシステムを搭載したPCです。Windows Live Essentials 2011に含まれるアプリケーションは以下のとおりです。
Windows Live フォト ギャラリー – SkyDrive、Flickr、SmugMug、Facebook で友達と写真を共有します。
Windows Live Writer – WordPress.com、Blogger、TypePad でブログを更新します。
Windows Live Movie Maker –ビデオを編集して YouTube に公開します。
Windows Live Messenger – Facebook、LinkedIn、MySpace に接続できます。
Windows Live Mesh –複数の PC 間でファイルやフォルダーを同期し、どこからでも PC に接続できるようになります。
Windows Live ファミリー セーフティ –お子様の安全を守るために PC の権限を管理します。
Windows Live メール – Hotmail、Gmail、Yahoo からの電子メールを管理します。
クリックして拡大マイクロソフトは他社と仲良くやっている
Windows Live Essentials 2011の興味深い特徴の一つは、FlickrやYouTubeといったサードパーティサービスとの連携や接続方法が驚くほどオープンであることです。マイクロソフトはこれまで、いわゆる「友敵」には冷淡な態度を取り、マイクロソフトの顧客にはマイクロソフトのサービスを使い続けてもらうという選択をしてきました。今回のEssentialsスイートのアップデートにより、その対象範囲はマイクロソフトの領域を超えています。