モトローラ・モビリティは木曜日、同社の株主がグーグルによる買収提案に圧倒的多数で賛成票を投じたと発表した。
モトローラ社によれば、木曜日の臨時株主総会では約99%の投票が賛成票を投じ、これは10月11日時点の同社の発行済み普通株式総数の約74%に相当する。

グーグルとモトローラは8月、グーグルがモトローラを約125億ドルで買収することで正式合意したと発表した。
モトローラは、合併が2012年初めに完了すると予想しているが、完了条件の達成が遅れたり、同社の管理外の要因により、合併が遅れたり、阻止されたりする可能性があると警告した。
同社は以前、合併は2011年末か2012年初めまでに完了すると予想していると述べていた。
グーグルは9月、米国司法省がモトローラ買収計画についてグーグルに詳細な情報提供を求めたと発表した。司法省によるいわゆる「第2次要請」は、取引を評価するためのより詳細な情報を求めるもので、取引の進捗を遅らせる可能性がある。
モトローラは9月の提出書類で、両社は米国と欧州委員会に加え、カナダ、中国、イスラエル、ロシア、台湾、トルコを含む複数の管轄区域で合併完了前の独占禁止法承認を申請する予定であると述べた。
モトローラ・モビリティは先月、第3四半期の純売上高32億6000万ドルに対し、純損失は3200万ドルだったと発表した。前年同期も同様の損失を計上していた。