日本のゲーム開発会社スクウェア・エニックスは月曜日、先週ファンサイトのサーバーがハッキングされたが、個人情報は盗まれておらず、年末までにユーザーにサイトを再開する予定であると発表した。

同社は先週、正体不明の人物がサーバーにアクセスしたことが判明したため、米国と日本の「スクウェア・エニックス メンバーズ」サイトを直ちに閉鎖した。ハッキングされたマシンには、180万人のユーザーのメールアドレス、氏名、住所、電話番号などの登録情報が保存されていたが、クレジットカード情報は保存されていなかった。
サイトの欧州版は影響を受けませんでした。
調査の結果、個人情報を含むデータベースへのアクセスはなかったことが判明したため、スクウェア・エニックスは年末までにサイトを再開することを目指していると広報担当者は述べた。同社はこの事件を日本政府に報告したが、サーバーのどの部分が攻撃を受けたのか、またハッカーに関するいかなる情報も明らかにしていない。
同サイトはスクウェア・エニックスのゲームに関する最新情報、ブログ、コミュニティフォーラムを提供しており、日本では100万人、米国では80万人の登録ユーザーがいる。ユーザーにはハッキング攻撃に関する最新情報が電子メールで提供される。
スクウェア・エニックスは5月、カナダの子会社のウェブサイトと2つの製品サイトがハッキング攻撃を受けたと発表した。この攻撃で350人の応募者の履歴書と最大2万5000件のメールアドレスが盗まれたという。