
Gmailを使っているときに、カレンダーの予定をサッと確認したいと思ったことはありませんか?これまでは、GoogleカレンダーとGoogleドキュメントのドキュメントにアクセスするには、それぞれ別のタブを開く必要がありました。しかし、より簡単な方法が登場しました。Google Labsは昨夜、Gmailと連携し、Gmailの受信トレイからGoogleカレンダーの予定や最近アクセスしたドキュメントをサッと確認できる2つのガジェットを発表しました。
この機能の実現を多くの人が公に求めてからしばらく経ちましたが、Googleはついにその要望に応えました。Gmailの「設定」→「Labs」にアクセスし、受信トレイの左側に表示される2つの新機能を有効にしてください。他のLabs機能を使えば、ガジェットの順序を変更したり、チャットやラベルなどのガジェットを右側に移動したりできるので、受信トレイをより使いやすくすることができます。
カレンダーガジェットは最新のエントリをアジェンダ形式で表示し、ドキュメントガジェットは最近使用したドキュメントと検索機能を表示します。また、ファイルのURLを貼り付けることで他のガジェットを追加できる3つ目の機能もリリースされました。ただし、Googleチーム自身もこの3つ目の機能は「現時点ではあまりユーザーフレンドリーではない」と認めており、近いうちに改善されることを期待しています。
ただし、セキュリティが気になる場合は、すべてのガジェットがhttpsに完全に対応しているわけではないことに注意してください。そのため、https経由でGmailに接続すると、混合コンテンツの警告が表示される場合があります。Labsチームは「この問題の修正に取り組んでいる」と述べています。
GoogleがGmailを強化
Google Labsはここ最近、Googleのイノベーションの最前線に立っており、過去1ヶ月間で1億人を超えるGmailユーザーに向けて数多くの新機能をリリースしてきました。簡単に振り返ると、絵文字、定型返信、連絡先機能の改善、高度なIMAPコントロール、メールゴーグルなど、これらはすべてわずか1ヶ月で実現しました。
Googleクラウド上の誰かが、ユーザーがGmailアカウントでどのLabs機能を有効にしているかを監視し、これらの新機能が最終版のGmailに含まれるかどうかを集計しているに違いありません。しかし、Gmailがまだ永続的なベータ版である限り、将来のGmailバージョンの策定により多くの意見を反映できるのは、個人ユーザーでしょうか、それともGoogle Appsを利用する企業でしょうか。