スマートフォンやタブレットの普及は、かつてないほどのモビリティをもたらしました。しかし、持ち運びやどこからでも情報にアクセスできる利便性は、攻撃者がどこからでも情報を盗んだりアクセスしたりする脅威の増大を伴います。AT&Tは本日、新たなモバイルセキュリティプラットフォームへの投資を通じて、モバイルセキュリティ強化に向けた積極的な対策を講じることを発表しました。
AT&Tのモバイルセキュリティ戦略は、ジュニパーネットワークスとのパートナーシップを基盤としています。このモバイルセキュリティプラットフォームにより、お客様はセキュリティ脅威からデバイスをより強固に保護できるようになります。

AT&T は、モバイル セキュリティが急速に進化する問題であることを認識した最初の企業ではありませんが、有線サービスと無線サービスの両方のプロバイダーとして独自の立場にあり、そのセキュリティ ソリューションは、一般消費者だけでなく、企業や政府機関の顧客向けにセキュリティ ポリシーと保護を統合した包括的なプラットフォームを提供することを目指しています。
「AT&Tのモバイルセキュリティに対するビジョンとアプローチは、まさに適切なタイミングで提示されたものです」と、IDCのセキュリティサービス担当シニアアナリスト、クリスティン・リーバート氏は述べています。「AT&Tは、企業に対し、モバイルデバイス上のデータをリモートで削除または暗号化する機能と、この機能を一元管理する機能を提供しています。これにより、企業はスマートフォンやタブレットにダウンロードできるデータの種類を制御できるようになります。これは、企業セキュリティにおける最大のリスクの一つです。」
AT&T モバイル セキュリティ プラットフォームにより、企業はモバイル セキュリティ ポリシーを実装および施行し、データ保護に関する業界および政府の規制へのコンプライアンスを維持し、モバイル デバイスをモバイル マルウェアの脅威から保護できるようになります。
「モバイルセキュリティは、サイバー脅威を軽減し、お客様の情報を保護するという当社の継続的な取り組みにおける『新たなフロンティア』です」と、AT&Tの最高セキュリティ責任者であるエド・アモロソ氏は述べています。「ジュニパーネットワークスの支援、そしてAT&TラボとAT&Tモビリティ・セキュリティ・リサーチセンターの力を借りることで、企業と消費者の双方に安心を提供する新たなセキュリティ機能を提供できるようになります。」
他にもモバイルセキュリティツールは存在しますが、そのほとんどはデバイスやベンダー固有のものです。このソリューションは、ITのコンシューマライゼーションとモバイルデバイスの広範なエコシステムを単一の集中管理アプリケーションで網羅する、より高度なモバイルセキュリティアプローチを採用しているため、正しい方向への一歩と言えるでしょう。
プラットフォームの最初のフェーズである AT&T Mobile Security アプリケーションは、Juniper Networks Junos Pulse ソリューションをベースとし、今年後半に利用可能になる予定です。