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3Dプリントで大惨事がアートに

3Dプリントで大惨事がアートに
3Dプリントで大惨事がアートに
[写真:ルーク・ジェラム]

マグニチュード9.0の巨大東北地方太平洋沖地震が日本を襲い、壊滅的な被害を残してから、ほぼ8ヶ月が経ちました。この悲惨な出来事から芸術性と美を引き出そうと、イギリス人アーティスト、ルーク・ジェラムは、地震の記録(地震計の記録)を3Dプリントした彫刻作品を制作しました。

「東北地方太平洋沖地震彫刻」と名付けられたこの作品は、長さ11インチ(約28cm)、幅7インチ(約18cm)で、ベージュイエローのつや消し加工を施したリングでできています。ジェラム氏は、地震発生時の地震計データ9分間のデータからデザインを抽出し、コンピュータ支援設計(CAD)プログラムで3D画像を作成し、ラピッドプロトタイピングマシンで3Dプリントしました。

この作品の真に印象的なのは、地震の威力の描写です。最も大きな輪は地震の最も激しい振動に対応しており、地震の規模と強さを如実に物語っています。

地震計は、いつも私の心に響くとは限りません。時には、ただ意味のない線の羅列にしか見えないこともあります。しかし、この彫刻を見ることで、3月11日に日本が受けた甚大な被害の大きさを深く理解することができました。これはまた、3Dプリンターの進歩を示す素晴らしい例でもあり、アート界に全く新しい媒体をもたらしています。

この作品は、今月からロンドンのジャーウッド・スペースで開催される「Terra」展に展示されます。ルークのウェブサイトには、追加の写真と動画も掲載されています。ウェブサイトによると、ルークは近い将来、この彫刻をガラスで再現したいと考えているそうです。ルークは他にも、微生物学をテーマにした非常に興味深い彫刻や、広島に投下された原爆の音を表現した作品も制作しており、どちらも一見の価値があります。

[ギズモード、ルーク・ジェラム経由]

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Otpoo

Health writer and researcher with expertise in evidence-based medicine and healthcare information.