
最高のガジェットを満載した、自慢できる車が欲しいと思ったことがあるなら、自動車レストア会社プッチ・レーシングのケーシー・プッチがまさにそれを作り出したかもしれません。タービンエンジン搭載のバットモービルにiPadまで搭載された、まさにその車です。
プッチ氏は、余剰の軍用部品と古い車の部品を使って、5ヶ月かけてこの車を製作しました。ベースは、ティム・バートン監督による1989年公開の映画『バットマン』に登場するバットモービルです。動力源は、元は敵に魚雷を投下した海軍の無人機に搭載されていた、軍仕様のボーイング社製タービンエンジンです。エンジンはセミオートマチックトランスミッションを介して後輪を駆動し、これにより、より普通の車に近い走りを実現しています。バットモービルは385馬力のエンジンを搭載し、全長20フィート(約6メートル)、重量は約2,800ポンド(約1,240キログラム)です。iPadはGPSナビゲーションとケイシーのアビオニクスシステムとして使用されています。
これまでにバットモービルは数多くの賞を受賞しており、プッチ・レーシングによれば「この車のエンジニアリングと構造は完全にレース由来で、地球上で最も過激なエキゾチックカーと言える」とのこと。
この車はバットマンをテーマにしているだけでなく、素晴らしいリサイクルパーツとiPadを使って作られており、スーパーカーの典型と言えるでしょう。ジェット燃料、灯油、軽油のいずれかを補充できるので、ガソリンを入れたい時でも様々な燃料を補給できます!
バットマン自身もこのマシンに嫉妬するかもしれません。世界で唯一のタービン式バットモービルの走行を、下の動画でご覧ください。
[Autoblog と DVICE による Putsch Racing]
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