
次のような状況に心当たりがある方は手を挙げてください。数年前にネットブックを購入し、旅行用の PC として使おうと考えましたが、パフォーマンスが遅くすぐに不満になり、クローゼットにしまっておきました。
まあ、そのPCは素晴らしいですね。ただ、もっと良いOSが必要です。より少ない処理能力でもより良く機能するOSです。昨年、Joli OS(旧称Jolicloud)について書きましたが、まさにその目標を達成したOSでした。ただ、インターフェースが少し見慣れず、万人受けするものではありません。
もう一つの有力な選択肢は、Lubuntu 11.04です。これは高速で軽量なLinuxディストリビューションで、どんなに低速なPCでもパフォーマンスを向上できると謳っています。「light Ubuntu」の略で、ユーザーインターフェースには軽量X11デスクトップ環境(LXDE)を採用しています。見た目も操作性もWindowsユーザーに馴染みやすいため、習得はそれほど難しくないでしょう。
他のLinux「ディストリビューション」と同様に、Lubuntuは無料です。しかし、多くのディストリビューションと同様に、ユーザーフレンドリーとは言えません。実際、製品ページは分かりにくく、役に立たないと言えるでしょう。まずは、ダウンロードページから入手できる「desktop-i386」ISOバージョンをダウンロードすることになると思います。
ネットブックには光学ドライブがないため、ISOファイルをCDに書き込む(Linuxのインストールでよく使われる方法)ことはあまり意味がありません。代わりに、フラッシュドライブからLubuntuをインストールすることをお勧めします。(ここで紹介されている手順は通常版のUbuntu用ですが、それでも適用可能です。)
先ほども言ったように、このツールはユーザーフレンドリーとは言えません。もしあなたがテクノロジーに詳しくないなら、お気に入りのオタクな友達(あるいは近所のティーンエイジャー)に助けを求めましょう。また、LifehackerにLubuntuの概要記事があるので、ぜひ読んでみてください。
寄稿編集者のリック・ブロイダは、ビジネスとコンシューマー向けテクノロジーについて執筆しています。PCのトラブルでお困りの際は、[email protected]までお問い合わせください。また、PC Worldコミュニティフォーラムには、役立つ情報が満載です。 毎週、Hassle-Free PCニュースレターをメールでお届けしますので、ぜひご登録ください。