新しいデスクトップ PC ケースは、Mac Pro のスタイルとカスタム Windows リグの柔軟性を組み合わせることを目的としています。
Dune Caseは、円筒形のデザインを採用した200ドルのPCケースです。Mini-ITXマザーボード、標準ATXプロセッサ、Mini-ITXグラフィックカード、SFX電源を搭載可能です。メタリックブラックまたはメタリックゴールドのカラーバリエーションがあり、重量は5.7ポンド(約2.7kg)、サイズは高さ10インチ(約25cm)、直径8.5インチ(約20cm)です。
Dune Caseは、箱型のデスクトップPCよりも見た目が優れているだけでなく、ケース内部の循環も改善されていると言われています。冷気は下側から入り、電源ユニットマウントによってCPUとGPUのチャンバーに空気が分割されます。ケースファンが上部の蓋から熱気を排出します。

ケースのその他の仕様には、デュアル 2.5 インチ ハード ドライブ マウント、4 つの USB 3.0 ポート、2 つの 3.5mm オーディオ ポート (マイクとスピーカー用)、デュアル HDMI または DisplayPort 1.2 出力、およびイーサネットが含まれます。
ここで注意点があります。これはKickstarterプロジェクトで、3月16日までに13万ドルの資金調達を目指しています(この記事の執筆時点では、目標額の半分弱です)。メーカーは4つのプロトタイプとコンピューターシミュレーションを用いて設計のストレステストを実施したと主張していますが、実際に完全に動作するPCのビデオ証拠は公開していません。また、過去の製品実績についても、「プロのデザイナーと高品質な製造パートナー」がチームに所属しているという情報以外、一切提供されていません。
つまり、このケースに数百ドルもするPCパーツを詰め込むのは、もう少し動作の証拠がないと不安になるかもしれません。それでもまだ迷うなら、Dune CaseのメーカーはKickstarterの支援者に向けて7月から製品の配送を開始すると発表しています。
これが重要な理由:製品が宣伝通りの性能を発揮すれば、退屈になりがちなMini-ITXケースの選択肢として、斬新な選択肢となるでしょう。MSIが最近発表したVortexのように、フルビルドシステムで型破りな製品を発表したPCメーカーもいくつかありますが、カスタムビルドによるコスト削減は、ケース価格自体の負担を軽減するのに役立つ可能性があります。