Outlook.com のカレンダーは、Windows 8 のビジュアル スタイルに合わせてモダンに刷新された最新の Microsoft サービスです。これは待望の刷新であり、Microsoft オペレーティング システムに組み込まれている非常に基本的なカレンダー アプリにはない機能もいくつか含まれています。
Outlook.com のカレンダーは、SkyDrive や Outlook メールの Web アプリと同じフラットなデザインとシャープなエッジを備えています。イベントはカレンダーに応じて色分けされ、月、週、日、予定表の表示を簡単に切り替えることができます。

ウェブサイトには、基本的な機能以外にも、充実した機能が搭載されています。祝日カレンダーが組み込まれており、今後5日間の天気アイコンをタップすると天気予報が表示されます。また、タスクリストも組み込まれており、画面右上の「表示」ボタンをクリックして「タスク」を選択することで編集できます。
カレンダーには、FacebookとLinkedInの便利な連携機能が搭載されており、MicrosoftアカウントをFacebookやLinkedInのソーシャルネットワークに接続することで利用できます。友達の誕生日がカレンダーに自動的に表示されるほか、サイドバービューでFacebookチャットを開始することもできます。

Outlook.comがGoogleカレンダーに勝る最大のメリットは、ソーシャルメディアとの連携です。特に誕生日の管理に優れています。Googleカレンダーには「面白いカレンダー」という機能があり、ユダヤ教の祝日、お気に入りのスポーツチームのスケジュール、日の出・日の入り時刻などを追加できます。また、Googleカレンダーには、他のユーザーが予定を変更したり、独自の招待状を送信したりできるオプションがあります。
それ以外の点では、2つのカレンダーは基本的な機能に関しては似ています。Googleカレンダーと同様に、Outlookでは新しいカレンダーを作成したり、ファイルからインポートしたり、カレンダーのURLを購読したり、連絡先とカレンダーやイベントを共有したりできます。どちらのサービスも、今後のイベントをメール、またはそれぞれのデスクトップアプリやモバイルアプリで通知できます。
しかし、Windows 8のモダンなカレンダーアプリと比較すると、Outlook.comのカレンダーは多くの点で優れています。Windows 8アプリには、イベントへの招待やカレンダーの共有など、いくつかの基本的な機能がまだ欠けています。カレンダーファイルやURLをWindows 8アプリにインポートすることも、今後のイベントの予定リストを表示することもできません。Windows 8のカレンダーアプリがOutlook.comより優れている点は、複数のOutlookアカウントとHotmailアカウントからカレンダーを追加できることだけです。
幸いなことに、Outlook.comのカレンダーはWindows 8デバイスでも問題なく動作します。ただし、週や月をスワイプで切り替える機能があればなお良いでしょう。ぜひ試してみてください。Outlook.comのカレンダーは、Windows 8のカレンダーアプリの精彩を欠いた機能に欠けているものの、期待通りの機能を全て備えています。