2008年10月に初代BlackBerry Bold 9000をレビューしたので、Boldファミリーの最新モデルを心待ちにしていました。デザイン面では、このスマートフォンは大きく進化しました。ついにBoldにタッチスクリーンが搭載されましたが、あの象徴的なQWERTY配列のスラブデザインは健在です。

高価なBold 9900(AT&Tとの2年契約で250ドル)は、厚さわずか0.41インチ(約1.1cm)とシリーズ最薄です。Bold 9900は、しっかりとした艶消しメタルのエッジ、ガラス製のボディ、光沢のある模様の背面で、手に持った時の感触も抜群です。Boldシリーズは常にBlackBerryの中で最もファッショナブルな存在であり(初代Boldのレザーバックには少々違和感を覚えましたが)、9900もその例外ではありません。全体的に高品質でありながら耐久性も高く、価格を考えると満足できる仕上がりです。
Bold 9900のキーボードは、彫刻されたキーとギターのフレットのようなキー列間の仕切りにより、これまで使った中で最高のキーボードの一つです。キーボードの幅が十分に広いので、手の大きい同僚でも快適に操作できました。2.8インチ、640×480ピクセルのディスプレイは明るく鮮明で、反応も良好ですが、この小さなタッチディスプレイを使うと少し違和感を感じます。
Torch 9810やフルタッチスクリーンのTorch 9860と同様に、Bold 9900は新しいBlackBerry OS 7を搭載しています。OS 7のハンズオン動画はこちらでご覧いただけます。BlackBerry OS 7はOS 6よりもはるかに高速ですが、見た目はほぼ同じです。しかし、Boldの注目すべき点は、近距離無線通信(NFC)に対応した初のBlackBerryであることです。先週RIMに問い合わせたところ、Boldは今後NFC対応デバイスが多数登場する最初の製品であり、RIMはモバイル決済やコンテンツ交換用のNFC対応アプリの開発に開発者と協力中であるとのことでした。
本日中に Bold の完全な評価レビューを公開する予定ですので、パフォーマンス、カメラ、その他の機能に関する最新情報にご注目ください。