Googleマップは、すでに何百万人もの人々にとって新しいレストランを見つけてそこへ行くための頼りになる手段となっていますが、Googleは到着後もこのサービスを使い続けてほしいと考えています。本日Androidスマートフォン向けにリリースされ、近日中にiPhoneにも搭載される新機能では、Googleはクラウドソーシングを活用して人気の料理をスポットライトで表示し、何を注文すべきか判断できるようにします。
Googleが「Dish-covery(料理発見)」と冗談めかして呼ぶこの新機能は、機械学習アルゴリズムを搭載しており、料理名とGoogleマップユーザーが提供した関連写真やレビューをマッチングします。ハンバーガーとサラダ版のWazeのような感じです。
仕組みはこうです。Googleマップでレストランのページを開くと、「概要」に新しい「人気料理」セクションが表示されます。いずれかのメニューをタップすると、新しい「メニュー」タブに移動し、その料理を食べた他のユーザーの写真、レビュー、評価が表示されます。5月のI/Oでは、Googleは新しいレンズ機能も発表しました。この機能では、スマートフォンをメニューにかざすと、同じGoogleマップデータを使用して人気料理が自動的にハイライト表示されます。
この新しいメニュー機能は、Googleマップを単なる道順案内ではなく、ユーザーがやりたいことのためのワンストップショップにするという、Googleの継続的な取り組みの一環です。過去数回のアップデートで、Googleはユーザーが新しい場所を見つけやすくするための強力な検索・おすすめツールを展開してきたほか、ユーザーが興味を持ちそうな近くのイベントをハイライト表示します。