Google+ 30日間:21日目
Google+はまだ限定的な「フィールドトライアル」モード(いわゆる「ベータ版」)にあります。つまり、Google+はまだ開発段階にあり、Googleの開発チームはこのソーシャルネットワークの調整と新機能の実装に懸命に取り組んでいます。「30 Days With Google+」シリーズで導入された調整の一つが、+1ボタンの大幅な変更です。

+1ボタンは以前から存在していましたが、基本的には、+1投票数に基づいて特定のサイトや記事の価値を測るシンプルな仕組みでした。似たような記事が2つあって、片方には+1が3つ、もう片方には+1が323つあったとしたら、私は+1が323つある記事をクリックする可能性が高くなります。
Googleは+1ボタンを全く新しいレベルへと引き上げようとしています。単に+1を投票数に加えるだけでなく、Google+でもコンテンツを共有できるテキストフィールドがポップアップ表示されるようになりました。
昔ながらの方法で+1することもできますが、今回は「Google+で共有」というボックスがポップアップ表示されます。このボックスをクリックすると、テキスト入力欄が拡大し、ウェブページをGoogle+で共有できます。テキスト欄にコメントを入力し、Google+上のどのサークルまたはユーザーとコンテンツを共有するかを選択して、「共有」ボタンをクリックします。
コンテンツがGoogle+に表示される際、+1から発信されたものであることが識別されます。例えば、私がPCWorldの仲間が投稿した、スーパーCookieからプライバシーを守る方法に関する記事を+1すると、Google+の上部に「www.pcworld.comで+1しました」というテキストが表示されます。
新しい+1ボタンの動作により、Google+のサークルと関連コンテンツを共有するのが格段に簡単になりました。+1ボタンをクリックし、コンテンツについて簡単なコメントを投稿し、共有先のサークルを選択するだけで、完了です!
以前は、記事からリンクをコピーし、Google+に切り替えてそのリンクを共有し、コメントを入力していました。以前のやり方は面倒で、本当に手間をかける価値があると思えるものしか共有していませんでした。しかし、新しい方法を使えば、Google+で共有することをためらうことなくできます。
現在、この機能はプラットフォームのプレビュー機能(ベータ版リリース前のベータ版のようなもの)を試すために登録したユーザーのみが利用可能です。ただし、近日中に新しく改善された+1ボタンの動作をご確認いただける予定です。
前回の「30日間」シリーズを読む: iPadと過ごす30日間
20日目: Google+で「友達解除」がより丁寧になった
22日目: Google+ストリームを管理する