Windows Phone 7 を30日間使ってみた: 14日目
数年前ならこんなことは言わなかったでしょうが、マッピングはスマートフォンの最も便利な機能の一つです。Windows Phone 7にはもちろんマップアプリが搭載されており、本日の「Windows Phone 7 30日間体験」記事で詳しくご紹介する価値のある独自の機能もいくつか含まれています。
マップアプリは「Mango」のデフォルトのライブタイルの一つで、Bingのマッピング機能を搭載しています。最初の頃、スマートフォンの電源を入れた時(初期設定時かマップアプリを初めてタップした時)に、現在の位置情報を使用するようにという必須のリクエストが表示されました。私はリクエストを承認しました。

位置情報の使用を許可していない場合、マップを起動するとどうなるのかは分かりませんが、私の場合はマップを起動するとすぐに自分の現在地が特定され、ズームインされて、私のいるエリアが丸で囲まれます。ピンチインでズームインでき、十分にズームインすると、そのエリアの実際の航空写真に切り替わります。プールと車道に停めてあるバンが見えます。
マップアプリは、A地点からB地点までの道順案内を期待通りに表示してくれます。実際、ターンバイターンの道順案内では音声案内もしてくれますし、手順を進めるにつれて地図が自動的に移動し、現在の指示に関連する部分が拡大表示されるのも気に入っています。設定をタップして、地図上に現在の交通状況を表示することもできます。
しかし、ターンバイターン方式の道順案内となると、マップアプリには一つ重要な機能が欠けています。それは、現在地を自動的に追跡し、移動中に音声でヒントや指示を出す機能です。基本的に、道順案内の各ステップで、次の指示を表示するには画面をもう一度タップする必要があります。しかし、自分の番が近づいてきたときに警告したり、曲がり角を見逃した場合に道順を再計算したりといった機能はありません。
マップアプリには、スマートフォンの地図アプリとして理想的な素晴らしい機能があります。アイコンの一番下の列には、「スカウト」と呼ばれる、家と建物がいくつか並んでいるようなアイコンがあります。
スカウトボタンをタップすると、「Mango」マップアプリが周辺エリアの探索(偵察)を手伝ってくれます。「Eat + Drink(飲食)」「See + Do(観光とアクティビティ)」「Shop(買い物)」「Highlights(ハイライト)」というタブがあります。それぞれのレストラン、名所、観光スポットには番号が振られており、タブをスワイプすると地図上に番号が表示されるので、現在地から近い場所がすぐに分かります。
リストに表示されている項目はどれでもタップすると詳細が表示されます。「見る+すること」の項目では、Main Event をタップしました。これは、アーケードゲームやレーザータグが楽しめるような場所です。住所と電話番号が表示されます。住所をタップすると地図上で場所を拡大表示でき、電話番号をタップすると電話をかけることができます。また、現在地からの道順を表示するためのリンクと、施設のウェブサイトへのリンクも表示されます。
スワイプすると「レビュー」タブに切り替わり、その場所に1~5つ星の評価が付けられ、Main Eventを訪れた他のユーザーからのコメントも表示されます。また、「アプリ」タブもあり、おそらく特定のレストランやアトラクション用のカスタムアプリがここにあるのでしょう。私のアプリには、交通状況を監視するアプリがいくつかリストされているだけです。
スカウト機能は、近所でもかなり便利です。でも、普段使いの環境から外れたり、旅行に出かけたりすると、Windows Phone 7 で一番のお気に入りになるかもしれません。スカウトボタンをタップするだけで、近くのレストランや、訪問できる場所や観光スポットがわかるなんて、本当に素晴らしいと思いませんか?
マップアプリは最高です。Windows Phone 7を30日間使ってみたシリーズをご覧になった方はご存知でしょうが、私がGarmin StreetPilotアプリも購入したことはご存知でしょう。目的地に着いたら喜んで「Mango」マップアプリに切り替えますが、運転中はターンバイターンナビゲーションが自動で行われるのを待ちたいんです。
Microsoft が Nokia との提携を活用して Navteq マッピングを組み込むことができれば、ターンバイターンナビゲーションが改善され、Garmin アプリは必要なくなるかもしれません。
前回の「30日間」シリーズを読む: 30 Days With Google+
13日目: People Hubの長所と短所
15日目: WP7でのXbox Liveゲーム