ヤフーは木曜日、同社の取締役会会長が同職を退任し、今年後半には取締役会からも完全に退くと発表した。
同社は、6月25日に開催される年次株主総会で株主が取締役を選出する際に、フレッド・アモロソ氏が再選を目指さないと発表した。同氏は取締役に復帰し、メイナード・ウェッブ氏がヤフーの暫定会長に就任する。

アモローソ氏は、ヤフーが新CEOの選定に着手した2012年2月に取締役会に加わった。6ヶ月後、マリッサ・メイヤー氏がグーグルの幹部からヤフーのCEOに就任し、新たなCEOが誕生した。
メイヤー氏は短い声明文で、アモロソ氏の仕事ぶりと入社時に受けた支援を称賛した。
アモロソ氏は、辞任はずっと前からの計画だったと述べた。
「私が会長に就任したとき、私は取締役会に対し、変革の重要な時期にヤフーを助けるために1年間務めるつもりだと伝えた」と同氏は声明で述べた。
「マリッサが指揮を執り、リーダーシップチームが整った今、私が取締役を退くのは自然な流れであり、これは1年前に私が述べたことと一致しています。」
アモロソ氏は2005年7月から2011年12月まで、以前はマクロビジョン・ソリューションズとして知られていたデジタルメディア企業、ロヴィの社長兼CEOを務めていた。