ソニーは、携帯型ゲーム機PSPの近日公開予定のCMでiPhoneを痛烈に批判している。だが、目を離さないでくれ。さもないと、この言及を見逃してしまうだろう。

ふざけたタイトル使いで『バーン・ノーティス』へのオマージュを捧げたこの広告は、「ジョシュ・ローズ:冗談半分」と名乗るオタクっぽい少年がiPhoneを掲げ、「僕が手に入れたこの素敵なゲームを見て」と宣言するシーンで始まる。そして、PSPの最新広告キャンペーンのスターである「マーカス・リバーズ:ゲームお買い得担当副官」へと切り替わる。
「あれはビッグボーイのゲーム用に作られてないよ」とマーカスは叱責する。「おばあちゃんにメールしたり、彼女に電話したりするために作られてるんだ」
広告でのアップルへの言及はわずかだが、ビッグボーイゲームの世界では、1年前まで、ワン・インフィニット・ループとそのiGadgetsの「スーツ」たちは、大手ゲームメーカーから無敵とみなされていたため、この言及は、ソニーがライバルの任天堂と、アップルが自社のビジネスに及ぼす脅威について意見が一致している可能性を示唆しているという点だけでも、注目に値する。
任天堂はすでにそう述べている。5月、ロンドン・タイムズ紙は、任天堂の岩田聡社長が幹部に対し、ソニーとの戦いは勝利を宣言できると述べ、アップルは将来の敵として扱うべきだと伝えたと報じた。